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今ひとつ花のないトンボに比べ蝶は何と画面を華やかにすることか。まあ何でもそうだが、トンボの画像を量産すれば
またトンボか~ということになりかねない。トンボだけでも飽きられない画像を目指したいと思っている。
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フレクトゴンの描写力がますます冴えてきている気さえする。
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Q+03フィッシュアイで是非やってみたかったものの一つがサナエの魚眼撮りだ。
まずサナエは寄るのが極めて困難。縄張り活動中河岸に静止していても、何かテリトリーを侵すものが現れると
すぐに飛び立ってしまう。縄張りの範囲が広いので一旦飛び立つと止まっていた場所に戻ってくることはあまり
多くなく、サナエと追いかけっこになりがちだ。ただ人間のことは基本的に意に介さないようであるから、一度
近寄れればさほど苦労なく5センチ以内にも近づける。しかるに問題は止まり場所だ。今回は水際ギリギリでの
ショットが押さえられなかったのもあり、自分の今の腕(ロケーション判断能力)では画面構成がうまく行かな
かった。また機会があったらちょっと月並みではあるが今度は流れの石に佇む姿を狙いたい。
水に入っての撮影にはウエイダーが役立つが装着すると俊敏な行動がしづらくなるうらみがある。
色々方策を考えてみたが、要は水にぬれても気にならないものを装着すれば良いとの観点が浮かび、安価で揃えら
れるブーツとパンツを取り寄せた。今回はそのテストだったが、確かにウエイダーより動きやすいし手軽だった。
泥沼でなければこれで行けると思ったが、手に入れたブーツは当然ついていると思っていたファスナーがついて
いなくて脱ぎ着が大変だった。最終的に川でブーツを洗うときにサンダルで川に入ったが、川だったらサンダル
でも良いのでは?と思ってしまったが。。。笑い(そういえば、4年前関西夏サナエを見に行ったときはサンダルで
砂浜を歩いて撮影したのだった)まあ、水の抵抗はブーツの方が少ないので、ファスナー付きのブーツを取り寄せる
と良いと思った。
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70-200望遠端開放でのやわらかアオサナエ。
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相変わらずなかなかびしっと決められないホンサナエ。望遠端5.6で狙ったが、絞り込むとどうしても心に油断が生じて
ピントを外すことが多く、数枚撮った内、この一枚しかピントを合わせられなかった。