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数日吹き荒れた風もやっと治まり五月らしい気候となった。
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ホンサナエは既に成熟してしまい、今年も若くて黄色い個体を撮り損なったが、
70-200望遠端でのソフトな描写を試すことが出来た。
右はf5.0まで絞って160mmで撮影。
それにしてもどうもホンサ撮影では後ピンになってしまう傾向があり、今回も微妙に後ピンショットが多かった。
サナエのサイドショットはイトトンボと同じくらい難しいのかもしれない。
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川も落ち着きを取り戻し、遅れ気味の羽化がちらほら見られる。
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久々に200マクロを稼働。右はフレクトゴン。
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Q+fisheye。入り組んだところで定位することが多く(そりゃそうだ)、背景をうまく調整しづらい。
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時々水たまりが出来るような荒れ地で見つけたハラビロの殻。幼虫は畑にも棲めると聞いたことがあるが、乾燥耐性は相当あるようだ。
ただ耐性にもさすがに限度があり、春に雨の多い年には全般に発生数も多いが少雨の年には少ない傾向が見られる。
帰り道にふと立ち寄った水辺で、水深の浅い溜まりでシオカラトンボ、遷移が進んで湿地になったところでシオヤトンボと奇麗に
済み分けているのを見かけた。ある意味当たり前のことだが、今更ながらホホウと思った。