自分の場合、写真でより多く表現したいトンボの一つにモノサシトンボがいる。
多くと言っても色々な生態を写したい訳ではなく、そういうのは生態写真マニアに
委せておけば良いと思っている。
飛んでいるトンボもカッコよく撮りたいとは思っているが、自分は止まるタイプの
トンボは無理に飛んでいるところを写す気はあまり起きず、止まっているところを
じっくり色々撮るのが好きなようだ。
午後から少し時間が取れたので、止まるトンボの代表格!とも言えるモノサシトンボを
写しに出かけた。
モノサシトンボは実にマイペースで、一度止まると刺激を与えない限りずっとそのまま
である。だから射程に入れれば写すことは簡単だが、どう表現するか?が実に難しい。
上の三枚はマイフレクトゴンでのショットだが、特に三枚目など記憶にある限りでは春
のダビド以来、久々に納得の行くカットが撮れた。
QFでモノサシのドヤ顔ショット。
湿地を賑わすイトトンボ。
これはちょっと珍しいオオイト単独♀。ヘリアー+T86(開放)で撮影。絞るとシャープには
なるが線が太い(右)。
低地ではそろそろ見納めのコサナエ。冷夏だった1993年には下界でも7月半ばまで見られたが。。。
右はヘリアーでのショット。
出かけるときはひょっとしてあんな種やこんな種。。。とワクワクしながら行くのだが、現地が近づくと
やっぱり赤いのばっかりだろうな~とあきらめ気分が台頭してくる。そして今回も案の定、真っ赤なのが
水辺を占拠していたが納得の行くカットは撮れず。他には上のアキアカネやハラビロ、コシアキ、オオアオ
イト、オオシオカラなどの夏秋組がぼちぼち出てきている。