
この頃、撮影会が盛んに開催されていましたが北局管内はパックとパーイチのパーイチは定番中の定番でした。少しマンネリ気味は否定できない被写体でした。 86,07,13 小山機関区公開 オリンパスOM1 TRI-X スキャナー : Nikon COOLSCAN ⅣED
この頃、国鉄末期のあがきだったんでしょうか、また自分たちだけが新会社に残れればよいと言う本質を見誤った一部職員のゴマ擦り職員によるプラス10活動の一環として各地で鉄ちゃん目当ての撮影会が夏休みを中心に開催されました。趣旨はあまり賛同しませんでしたが鉄ちゃんにとって撮影会と言えば出掛けないわけにはいきません。背に腹は代えられず、各地の撮影会へ出掛けたものでした。その中で小山機関区の撮影会が86年07月に開催されました。展示車両は変わり映えしないEF5889号機やEF8181号機でした。他のブログでは教祖様(EF5861号機)も降臨されていたようですが私のネガには教祖様のカットはありませんでした。
この撮影会がとても印象に残っているのは展示車両がかわるがわる転車台にに乗せられて方転して撮影タイムが設けられたことでした。水上の転車台もEF551号機用に架線が小山機関区も2線分の架線が張られていて電機もターンテーブルに乗っていたのかもしれません。いろいろな形式がターンテーブルに乗せられていく中、DD51842号機を乗せてターンテーブルを回転させているとブレーキ不足から842号機が逸走してしまいターンテーブルから1軸が落ちてしまいました。その場で撮影会は急きょ中止となり背中を押されるように機関区から追い出され致し方なく勤務先へ出勤した記憶があります。

ターンテーブルに乗った852号機ですがよく見ると逸走して台車の1軸がターンテーブルから落ちています。エンジンを廻していたんだから単弁でブレーキを掛けていなかったかなぁ?単弁を掛けずに手ブレーキだけで止めていたのかなぁ?この1週間後に842号機は新鶴見機関区での公開がありましたが何事もなかったように回送されてきたそうです。 86,07,13 小山機関区公開 オリンパスOM1 TRI-X スキャナー : Nikon COOLSCAN ⅣED