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このカーブを上り列車で撮影してもその良さが出ませんが、ここしか晴れなかったのだから致し方ないです。 15,09,14 甲斐小泉―小淵沢 回9222レ 08:56頃 Canon EOS7D MarkⅡ
14日は12・13日に小海線で運転された風っ子の返却回送が小海線中込ー小淵沢間で運転されると言うので出撃してきました。
事前に得た情報だと回送列車は回9222レで中込を06:26に発車し(実際は時変がかかった06:06に変更)小淵沢に09:00と言う事で撮影には最高の時間帯で運転されるので晴れれば必ず出撃したいと思っていました。
さて、前日(13日)の夜の天気予報では14日の長野県の天気予報は晴ベースは期待が持てそうです。列車の時刻が早いので13日は夕飯もそこそこのベットに潜り込み仮眠をする事にしました。目覚ましは14日の00:50で合わせたのですが、その前の00:40頃に目が覚めました。仕事であれば目覚ましが鳴るまで絶対に寝ているのですが鉄ちゃんだと何故か目覚ましでセットした時間前に目が覚めてしまいます。まぁ~これが気合の違いなんでしょうか?!
手際よく身支度をして出発します。当初は国道246-国道138-御坂峠―一宮御坂ICー(中央道)-須玉IC-国道141のルートで向かうつもりでしたが車を走り出してから、まだかなり疲れが残ってていて眠気がかなりあることを自覚しました。これはヤバいと思い、出費がかさむ事はわかっていましたが現地で少し仮眠が出来るように寒川ICから圏央道―関越道ー上信越道経由に変更ました。高速に乗るのならその前にコンビニに立ち寄って飲み物等を購入することにしました。そのコンビニの駐車場で豊田机務段様よりメールが入っているのに気が付きました。どうやら豊田机務段様も小海線へ向かいたいような雰囲気が文中にありました。深夜ですが電話してみると”今すぐ迎えに来て!”との事。寒川ICで乗った圏央道を相模原相川ICで降りて国道129経由で豊田机務段様宅へと向かいました。
深夜2時前に直前の話し合いで突然同行と言う事が決まるなんて、なかなか鉄ちゃんらしいところであります。豊田机務段様をご自宅前で拾って、高尾ICから再び圏央道に乗ってとりあえずの目的地の佐久平PAへ向かいました。深夜のドライブですが同い年二人ですからいろいろ話すことがあり、あまり眠気も感じずに佐久平PAに到着したのが03:45頃でした。ここで仮眠することにしますが見上げると星はなく完全な毒盛(曇)状態でした。天気よりも眠気が勝り、あっという間に寝てしまいました。気が付くと05:20頃でしたが空はやはり最悪状態でした。
とりあえず中込駅に向かうと、ちょうどDD16が入換作業中でした。入換を眺めてから最初の撮影地である太田部ー龍岡城間へ向かいましたが天気が悪くただ列車が来てもただ眺めているだけでした。その後、時刻通りに追っ掛ければ3発は撮影出来たのですがあまりの天気の悪さに豊田机務段様と話し合って野辺山まで一気に行くことにし、少し現地でゆっくりする事にしました。しかし野辺山まで来ても毒盛状態で列車が見えても全くやる気ナシ!それでも景色が良かったのでデジだけは撮影しましたがぁ・・・ここでしか撮れない(撮らない)なら深夜に出発する必要もなく何のために眠気を押し殺して運転して来たんだかと言う自問自答がありカメラを出すことにしました。
その後、小淵沢の大カーブへ向かいましたが野辺山から降りてくるとやっと晴れベースとなり小淵沢の大カーブでは晴露出で撮影が出来ました。最後の最後で晴ベースで撮影が出来て豊田机務段様と私に少しは笑顔が戻ってきました。
そしてその1枚で今日の撮影は終了。豊田机務段様を小淵沢駅で突放して(無理やり突放したのではなく豊田机務段様からの当初からの提案でした)、私は長坂ICから甲府南ICまで中央道に乗り、その後は国道358-国道139経由で富士市へ出で午後は日本製紙富士工場の専用線を撮影することにしました。しかし一時は快晴になったもののその後、雲が再び湧き出してきました。富士まで来て空の様子を観察していたのですが時間経過とともにどんどん雲が多くなってきたので午後の撮影を断念。箱根新道経由で帰ることにしました。さすがに平日の昼間ですから国道1号線はほとんど渋滞もなく富士を12時過ぎに通過して自宅には15時前には到着する事が出来ました。あわただしい一日でしたが1枚だけでも晴ペースで撮影が出来たのでまずはOKじゃないでしょうか?
最後に11日及び14日の撮影に関しては青年部長から貴重なアドバイスをいただき、撮影では大変に役に立ちましたのでこの場でお礼申し上げます。
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小海線はC56時代から秋になるとヤスデが大量発生してレール上で踏みつぶされてその脂で列車が動けなる事故が数多く発生していますが、そのヤスデと言うのをはじめて見ました。豊田机務段様がヤスデが移動していくのを眺めて”何のためにここにいるんだろ?”と口にしていましたがヤスデに言わせれば私たちが”なんで”ここにいるんだろ?”と言う事になるのではないでしょうか? 15,09,14 野辺山ー信濃川上間 07:14頃 iPhone5sカメラ機能で撮影