実に週の土日6つのメインの内3つが 枠連 1-2 決着。
これを再現したのが、昨日の シルクロードステークス だった。
2004年4月10日11日
土曜 中山メイン NZトロフィー 枠連 1-2 1番 3番
土曜 阪神メイン 大阪ーハンブルグC 枠連 1-2 1番 2番
日曜 福島メイン 福島民報杯 枠連 1-2 1番 3番
2015年2月1日
日曜 京都メイン シルクロードS 枠連 1-2 2番 3番
何故、04年4月の半ばと昨日が合致させられたのか。終わってからではなく、初めから思い当たるべきだった。
2004年4月7日 イラク日本人人質事件
2015年1月下旬~ 日本人 湯川さん、後藤さん 「イスラム国」が拘束
当時は小泉首相時代。4月15日に解放されるまで、今回同様、関係省庁、また現地機関では奪回、そして情報収集の為、不眠不休の日々が続いた。
高遠菜穂子さん。憶えておられる方も多かろう。当時の犯人側の要求は、イラクからの日本の撤退だった。解放後、不用意に高遠さんが「また、現地に行きたい」と語ったことを質問された小泉首相は何時に無く気色ばみ、「これほど関係方面が救出の為、連日必死に尽力して来て漸く無事帰国にまでこぎつけたのに、一体、何を考えておられるのでしょうか」と語った。
わたくしのみならず、今回の騒動で、同様の感を抱かれた方は少なくないのではないか。自己責任で危険地域、渡航禁止地域に赴き、結局は自己責任で背負いきれない、国家規模の脅迫、一国民全体の心情をも揺るがす卑劣な取引の手段に自分の人命が利用される。著名メディアは「社員」を派遣できないので、このようなフリーのお立場の方が取材を敢行し、成功すれば局や社に売ることになる。覚悟の上で、故国に残した妻や娘二人への父親としての責任を果たし切れず、現地で果てる。想定内だったのだろうか。そして、これがジャーナリストのヒロイズムなのだろうか。
このような論評を語るのが趣意のブログではないので、ここでとどめるが、これがもしイタリアで、人質にとられたのが首相級なら、最初から堂々、一切の要求に応じない旨、国家側が予め通告・宣言し、無論人質は「見殺し」が常識。VIPはその様に覚悟した上で着任し、日常から厳重な警備を受けている。
今回の出来事の国民的受容はどう落ち着くのかな。
にも増して、JRA的には春のGⅠ戦線に向け、どう捉えて居るのだろうか。
昨日日曜、東西メイン
京都11R 1枠 2番 サドンストーム 2着
東京11R 1枠 2番 キクノストーム
揃っていた。だからどちらかだと見て、京都の方だと思い、発射済みとなったので、東京の1枠は薄いと最終判断した。前日メインでも 2番 キクノ の馬、京都メインで発射済みだったのでそう決断できたのである。前日の武豊の馬の除外から、ひょっとしてと怪しんだ東京の4枠 ゴールスキー ベリー 前年優勝馬も、直前10R 4枠のベリー騎手発射で不発が確定的となった。また逆に、武豊・内田の組んだ7枠は発射濃厚がはっきり見えた。こう、取捨材料を当日、続々と判断していかなければならないのである。
昨日は非常に、この直前レースにメインの取捨判断材料が提示される、特殊な構成を取っていた日だった。逆に言えば、直前まで解からない部分を担保していたレースだった。どう転ぶのか、事前に解からない。その様な国民的空気が列島を覆っていたからである。
あの出来事もまた、どう進捗を見るのか。国民には窺い知れず、待つばかり。
先々週、皐月賞馬ジェニュインの死去を伝え、先々週はゴールドシップ、先週はロゴタイプと、2週続けて皐月賞馬を不発にした。
また、有馬記念で鮮やか2着か!と見せた瞬間、内からトゥザワールドに差され、3着に沈んだゴールドシップ。今回こそは発射と先週のAJC杯 単1.3倍 で沈んで見せた翌週の昨日、そのゴールドシップ圧勝の有馬記念
2013年 第57回 有馬記念
1着 7枠13番 ゴールドシップ
2着 3枠 6番 オーシャンブルー
これを再現せしめる
昨日 第29回 根岸ステークス
1着 3枠 6番 エアハリファ
2着 7枠13番 ワイドバッハ
これが、ゴールドシップの「償い」だった。
2週続いた皐月賞馬の不発。これは無論、今年の皐月賞への布石である。
サドンストーム あのイラク戦争の折の『砂漠の嵐』作戦から着想して発射せしめたのだろう。
また、東京競馬場で、凱旋門賞に挑戦した日本馬を特集した企画展がスタートした週だったが、メインは エルコンドルパサー の展示であり、この馬の ジャパンカップ制覇 枠連 1-6 1番11番 2着はエアグルーヴ。実は全くこれと同じ再現レースが
2014年11月15日 武蔵野ステークス
1着 6枠11番 ワイドバッハ
2着 1枠 1番 エアハリファ
1998年 第18回 ジャパンカップ
1着 6枠11番 エルコンドルパサー
2着 1枠 1番 エアグルーヴ
結局は、このエルコンJC写しの昨年・武蔵野ステークス。上記のこの1・2着をただ入れ換えただけで実施したのが、昨日の根岸ステークス、東京メインだった。わたくしもこの展示から、去年の エルコンドルパサーメモリアル 勝ち馬ワイドバッハを疑い、皆様方に申し上げた次第。その上、エアの馬が寄り添うことまで読み切って明言、御伝えするのがわたくしの役目と心得ているのだが。
翻って、今週。第65回 東京新聞杯 これには、過去17年で16回の連動レースがあり、去年はこの連動レースそのまま 枠連 4-6 11番発射 だった。
また、第55回 きさらぎ賞 これにも過去16年で14回と云う連動レースが在り、内2回の例外の年だが、1つは3着が代理連動。もう1つは、連動対象レースの優勝騎手・厩舎。これがそのまま、1着騎手、2着厩舎だったという仕掛けを見届けている。
思えば、きさらぎ賞 これはNHK賞なので、去年は
きさらぎ賞 = 如月 → 如水 (黒田官兵衛の隠居名)
この合致の強烈さから、きさらぎ賞 枠連 1-5 で NHKマイルカップ も 枠連 1-5 特に1枠が17番人気で発射した大きな穴レース。この予告となっていた。
わたくしが昨日疑いを申し上げた、あの 後藤さんのレース。
全ての国民が幾度と無く視聴したあの光景から、これがこの春のあのGⅠで、直接、反映されるであろうことは間違い無し。ひょっとして全くそのまま、同じレースが行われるかも知れない。それだけ、大きな事件だった。
もう直ぐ来る、あの春のGⅠだよ。
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ブルズの23番 マイケル・エア・ヨルダン の週。このジョーク感覚が、向こうの「真剣」であり、毎週わたくしどもが戦っている相手なのである。
昨日京都6R『コラテラル』(人質)と云う映画で主演した俳優を映し出す、この主演俳優とその主演作品の1つを同居させた枠
6枠 6番 ウインバニラスカイ
6枠 7番 ネイチャークルーズ
この目立つ枠が出現した。この目立つレースに、この日ただ1頭。中央の後藤騎手と異なる、
11頭立て 2枠 2番 キモンイーグル 後藤正義厩舎
この地方所属のトレーナーの馬が出走した。この 11頭立て2番 = 2番と13番 昨日の2つの重賞の2着ゼッケン告知だった。