覇王の馬券密議

中央競馬の壮大な演出劇の真実・・・ターフ裏の怪人が饒舌に説き聴かせる回顧と予想

人質の運命

2015年02月02日 09時58分30秒 | Weblog
 
 実に週の土日6つのメインの内3つが 枠連 1-2 決着。
 
 これを再現したのが、昨日の シルクロードステークス だった。
 
 
  2004年4月10日11日
 
 
  土曜 中山メイン NZトロフィー    枠連 1-2  1番 3番
  土曜 阪神メイン 大阪ーハンブルグC  枠連 1-2  1番 2番
  日曜 福島メイン 福島民報杯      枠連 1-2  1番 3番
 
  2015年2月1日
 
  日曜 京都メイン シルクロードS    枠連 1-2  2番 3番  
 
 
 
 何故、04年4月の半ばと昨日が合致させられたのか。終わってからではなく、初めから思い当たるべきだった。
 
 
  2004年4月7日  イラク日本人人質事件  
 
  2015年1月下旬~ 日本人 湯川さん、後藤さん 「イスラム国」が拘束
 
 
 
 当時は小泉首相時代。4月15日に解放されるまで、今回同様、関係省庁、また現地機関では奪回、そして情報収集の為、不眠不休の日々が続いた。
 
 高遠菜穂子さん。憶えておられる方も多かろう。当時の犯人側の要求は、イラクからの日本の撤退だった。解放後、不用意に高遠さんが「また、現地に行きたい」と語ったことを質問された小泉首相は何時に無く気色ばみ、「これほど関係方面が救出の為、連日必死に尽力して来て漸く無事帰国にまでこぎつけたのに、一体、何を考えておられるのでしょうか」と語った。
 
 わたくしのみならず、今回の騒動で、同様の感を抱かれた方は少なくないのではないか。自己責任で危険地域、渡航禁止地域に赴き、結局は自己責任で背負いきれない、国家規模の脅迫、一国民全体の心情をも揺るがす卑劣な取引の手段に自分の人命が利用される。著名メディアは「社員」を派遣できないので、このようなフリーのお立場の方が取材を敢行し、成功すれば局や社に売ることになる。覚悟の上で、故国に残した妻や娘二人への父親としての責任を果たし切れず、現地で果てる。想定内だったのだろうか。そして、これがジャーナリストのヒロイズムなのだろうか。
 
 
 このような論評を語るのが趣意のブログではないので、ここでとどめるが、これがもしイタリアで、人質にとられたのが首相級なら、最初から堂々、一切の要求に応じない旨、国家側が予め通告・宣言し、無論人質は「見殺し」が常識。VIPはその様に覚悟した上で着任し、日常から厳重な警備を受けている。
 
 今回の出来事の国民的受容はどう落ち着くのかな。
 
 
 にも増して、JRA的には春のGⅠ戦線に向け、どう捉えて居るのだろうか。
 
 
 昨日日曜、東西メイン
 
   京都11R 1枠 2番 サドンストーム     2着
   東京11R 1枠 2番 キクノストーム 
 
 
 揃っていた。だからどちらかだと見て、京都の方だと思い、発射済みとなったので、東京の1枠は薄いと最終判断した。前日メインでも 2番 キクノ の馬、京都メインで発射済みだったのでそう決断できたのである。前日の武豊の馬の除外から、ひょっとしてと怪しんだ東京の4枠 ゴールスキー ベリー 前年優勝馬も、直前10R 4枠のベリー騎手発射で不発が確定的となった。また逆に、武豊・内田の組んだ7枠は発射濃厚がはっきり見えた。こう、取捨材料を当日、続々と判断していかなければならないのである。
 
 
 昨日は非常に、この直前レースにメインの取捨判断材料が提示される、特殊な構成を取っていた日だった。逆に言えば、直前まで解からない部分を担保していたレースだった。どう転ぶのか、事前に解からない。その様な国民的空気が列島を覆っていたからである。
 
 あの出来事もまた、どう進捗を見るのか。国民には窺い知れず、待つばかり。
 
 
 先々週、皐月賞馬ジェニュインの死去を伝え、先々週はゴールドシップ、先週はロゴタイプと、2週続けて皐月賞馬を不発にした。
 
 また、有馬記念で鮮やか2着か!と見せた瞬間、内からトゥザワールドに差され、3着に沈んだゴールドシップ。今回こそは発射と先週のAJC杯 単1.3倍 で沈んで見せた翌週の昨日、そのゴールドシップ圧勝の有馬記念
 
   2013年 第57回 有馬記念
 
   1着 7枠13番 ゴールドシップ
   2着 3枠 6番 オーシャンブルー
 
 これを再現せしめる
 
   昨日 第29回 根岸ステークス
 
   1着 3枠 6番 エアハリファ
   2着 7枠13番 ワイドバッハ   
 
 
 これが、ゴールドシップの「償い」だった。
 
 2週続いた皐月賞馬の不発。これは無論、今年の皐月賞への布石である。
 
 サドンストーム あのイラク戦争の折の『砂漠の嵐』作戦から着想して発射せしめたのだろう。
 
 
 また、東京競馬場で、凱旋門賞に挑戦した日本馬を特集した企画展がスタートした週だったが、メインは エルコンドルパサー の展示であり、この馬の ジャパンカップ制覇 枠連 1-6 1番11番 2着はエアグルーヴ。実は全くこれと同じ再現レースが
 
   2014年11月15日 武蔵野ステークス 
 
   1着 6枠11番 ワイドバッハ    
   2着 1枠 1番 エアハリファ   
 
 
   1998年 第18回 ジャパンカップ
 
   1着 6枠11番 エルコンドルパサー  
   2着 1枠 1番 エアグルーヴ     
 
 
 結局は、このエルコンJC写しの昨年・武蔵野ステークス。上記のこの1・2着をただ入れ換えただけで実施したのが、昨日の根岸ステークス、東京メインだった。わたくしもこの展示から、去年の エルコンドルパサーメモリアル 勝ち馬ワイドバッハを疑い、皆様方に申し上げた次第。その上、エアの馬が寄り添うことまで読み切って明言、御伝えするのがわたくしの役目と心得ているのだが。
   
 
 
 
 翻って、今週。第65回 東京新聞杯 これには、過去17年で16回の連動レースがあり、去年はこの連動レースそのまま 枠連 4-6 11番発射 だった。
 
 
 また、第55回 きさらぎ賞 これにも過去16年で14回と云う連動レースが在り、内2回の例外の年だが、1つは3着が代理連動。もう1つは、連動対象レースの優勝騎手・厩舎。これがそのまま、1着騎手、2着厩舎だったという仕掛けを見届けている。
 
 
 思えば、きさらぎ賞 これはNHK賞なので、去年は
 
    きさらぎ賞  = 如月    →  (黒田官兵衛の隠居名)
 
 この合致の強烈さから、きさらぎ賞 枠連 1-5 で NHKマイルカップ も 枠連 1-5 特に1枠が17番人気で発射した大きな穴レース。この予告となっていた。
 
 
 わたくしが昨日疑いを申し上げた、あの 後藤さんのレース
 
 
 全ての国民が幾度と無く視聴したあの光景から、これがこの春のあのGⅠで、直接、反映されるであろうことは間違い無し。ひょっとして全くそのまま、同じレースが行われるかも知れない。それだけ、大きな事件だった。
 
 もう直ぐ来る、あの春のGⅠだよ。
 
 
  
 
 
 御登録は  
 
      sir_delacroix@yahoo.co.jp     まで
 
 
 『詳細希望』または『登録希望』の件名にて、空メールを下さい。
 
 
 ブルズの23番 マイケル・エアヨルダン の週。このジョーク感覚が、向こうの「真剣」であり、毎週わたくしどもが戦っている相手なのである。
 
 
 
 
 昨日京都6R『コラテラル』(人質)と云う映画で主演した俳優を映し出す、この主演俳優とその主演作品の1つを同居させた枠
 
 
   6枠 6番 ウインバニラスカイ
   6枠 7番 ネイチャークルーズ    
 
 
 この目立つ枠が出現した。この目立つレースに、この日ただ1頭。中央の後藤騎手と異なる、
 
   11頭立て 2枠 2番 キモンイーグル    後藤正義厩舎 
 
 
 この地方所属のトレーナーの馬が出走した。この 11頭立て2番 = 2番と13番 昨日の2つの重賞の2着ゼッケン告知だった。
 
 
 
 
 
 

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ヨルダン国の正体!囮と的中!

2015年02月01日 16時39分20秒 | Weblog
 
 今日のテーマ設定、読みはそのままだった。
 
 ただ、早朝の後藤さん既に殺害の報道で、ぎょっとなったことは、官邸以下、一般の方と同じ。
 
 交渉が持続するのか。途切れ、ことが一応の終焉を見るのか。
 
 基本的には終焉と見做した。テーマは明瞭で、また炸裂の仕方も一方は正しく、獲り切った。
 
 
  対「イスラム国」
 
   人質をめぐり、交渉にあたる 日本とヨルダン 優先順位駆け引き 
 
 
 そして、明瞭にテーマはボールを預けられた現地の当事者
 
   ヨルダン王国   JORDAN  = ジョーダン 
 
 この正体だったのである。これの連想で組み立てられた日だったのである。
 
 
 直接の交渉ルートが無い(見えない、明かされない)日本からすれば、頼みの綱のJORDAN 
 
  ヨルダンの正体は マイケル・ジョーダン(NBA元スーパースター)
 
だったのである! わたくしはこれを読み取り、御伝えしていた。
 
 
 
 だから、第29回 シルクロードステークス わたくしは、申し上げた5頭の内、あのレースの経過次第。見届け、事前に申し上げた通り、〇枠の不要を読み切り、残る4頭での勝負となった。そして、この4頭で 1着 2着 4着 
 
 
   5枠 9番 エイシンブルズアイ   1番人気   不発
 
   結果   2番 サドンストーム     2着
        3番 アンバルブライベン   1着 
 
 
 当然、JORDAN国の決断に焦点が集まった週、ヨルダン =(マイケル・)ジョーダン である以上、このジョーダンが所属したシカゴ・ブルズを冠した馬。人気の エイシンブルズアイ を疑うのは当然だった。
 
 そして、この人気そのものは不発、囮で、結末はジョーダンの背番号 23番 
 
   枠連 890円   馬連 1620円  馬単 2980円  
 
 これが正解だった。わたくしも本線ではなく、押さえ的中まで。
 
 
 これで、もう一方。東京メイン 第29回 根岸ステークス だが、これも、JORDAN = ジョーダン が示されるのならば、わたくしが、朝時点で申し上げなかった1頭が浮上した。
 
 このレースもまた重要な取捨材料が事前に在り、10Rのあれを見届け、今日の深夜、グリーンチャンネルの『競馬場の達人』に出演、登場する スギちゃん から、ひょっとして 6枠12番 スギノエンデバー の6枠を怖れていたが、断然安心して6枠を消す材料が揃った。無論、岩田の驀進連勝である。
 
 逆に浮上したのが、予定通り、4枠もまた用済みである以上 7枠 武豊のワイドバッハ わたくしは当初、3番手に見ていたが、2番手評価に浮上した。
 
 
 
 こちらは結局人気通り。荒れなかったが、まとめると
 
 
   ヨルダン国(パイロットが人質、後藤さんとの交換序列で苦慮)
 
    = ジョーダン の映し出し
 
 これが、
 
    マイケル・ジョーダン  
 
      背番号   23番    = シルクロードステークス
 
      通称 エア・ジョーダン  = 根岸ステークス
 
 
 重賞2つは、このような顛末だった。昨日の2つのメインが、共に3枠が1番人気だった以上、結局本番前、1番人気となった今日の東京メイン 3枠6番 エアハリファ 仕様が無かった。
 
 
 昨日、出る出ると申し上げた 枠連 3-7 結局不発に終わり、繰越今日のメイン重賞 枠連 3-7 1・2番人気の静かな決着で、一番儲かりにくいパターンだった。また、今日は儲けが出るレースを控えた競馬会だったのだろう。
 
 
 
 何故、枠連 3-7 を待ち受け、今日当日までも、何処かで出る!と読んでいた根拠とは、「イスラム国」人質騒動に加え、週中、もう一つの国民的仰天
 
 
   名古屋大19歳女子大生の77歳女性殺害  
 
 
 これだった。ネット社会とは言え、私もネット上で調べ上げた事実を根拠として、何処まで公開してよいものか、未成年者でもあり、迷うが、この加害者がキリスト教の学校の出身者で、これに基づく徳義教育を受けた上で卒業、進学。その上でのこの事件を引き起こした事実を申し上げる。加えてこの19歳の女子大生の名前が まりあ であることが判明した。実は、わたくしの近しい身内も若い頃キリスト教の洗礼を受けており、その洗礼名が まりあ なのである。が、この娘は本名。
 
 
 だから週中の調べ上げの時点で、シルクロードのレースの週である以上、わたくしには次の 枠連 3-7 のレースが浮かび上がったものである。
 
 
  1987年 第1回 中日スポーツ賞4歳ステークス【現・ファルコンS】   
 
   1着 7枠 8番 ヒデリュウオー     
   2着 3枠 3番 シルクマリア            
 
 
 シルクの週で、名古屋大、即ち中京のまりあが話題となった週、この中京重賞でシルクマリアが2着したレースが、反映されることをわたくしは土曜時点で断言申し上げた。そして土曜が不発。最後まで待った、この東京日曜メインで人気同士の決着、最もつまらない形で出現させられた。これが 枠連 3-7 のルーツであると断言する。
 
 
 優勝した 3枠 エアハリファ 同居の ポアゾンブラック だが、明らかに 
 
 
    ポアゾン  = 毒薬
 
 
であり、この女子大生が、薬品蒐集を趣味とし、高校時代同級生に薬物を飲ませ、失明に追い込んでいたことを取調べで話していることから、この毒物の同居の1番人気馬。もっと、朝時点で注意を払い、申し上げるべきだった。
 
 
 わたくしは今日は荒れると見たが、結局は荒れなかったのである。
 
 もっと異なる脚本も用意されていたのでは?とも疑うが、交渉の決め手のカードを持たない日本。
 
   交渉を委ねる ヨルダン国(ジョーダン)
 
   女子大生まりあ の 中京での殺傷沙汰 
 
 
 この映し出し。加えて、朝の急遽、事態の暗転。
 
 静かな、暗い日曜の終末となった。
 
 
 儲からない決着だったことも在るが、苦い後味が残る。
 
 
 「何があっても自己責任」と言いつつ、現地へ赴いた後藤さん。
 
 
 故国は余りにも遠かった ・・・ 
 
 
 
 
 シルクロードのテーマは東西融和。
 
 アンバルブライベン(ボールをキープすること。転じて、頑張り抜くこと) これが勝ち馬の意味だが、正直、国民的な今回の出来事の要約的認識はどの方向で固まるのだろうか。
 
 
 
 
 

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早朝の暗転

2015年02月01日 06時40分25秒 | Weblog
 
 早朝の報道を受け、非常に重苦しい思いにて、進めております。
 
 卑劣であり、世界の強い良心がこれに正しく、また雄々しく対処されることを確信し、本日分に励みます。
 
 
 昨日もまた、2つあり、御伝えした 7枠後藤騎手の枠。2つとも発射。
 これが最後となるのか・・・ 
 
 
 

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