これも昨日の仕掛け。
週中の「忖度」副大臣抹消で、萩ステークス の馬は駄目、との事前の読みだったが、これを覆す見事な造型が当日見つかった。皐月賞の裏の福島メイン 福島民報杯 6枠である。
6枠10番 マウントゴールド
6枠11番 スズカディープ
わたくしにもそうだが、皆様方にも歴史があり、競馬暦で思い起こされるものがどれくらいあり、しかもそれが喜怒哀楽はさて、人為的な創作物であり、偶然の競走結果ではない、と云うベースに立ったその意味合い、解釈と咀嚼の厚み次第である。
スズカ馬、ゴールド馬 の同居で、わたくしに思い当たったのは
2005年 第13回 天皇賞・春
1着 5枠10番 スズカマンボ 安藤勝己 橋田満 13番人気
2着 8枠17番 ビッグゴールド 和田竜二 中尾正 14番人気
(18頭)
この波乱の一番は 1番人気 リンカーン 2番人気 マカイビーディーヴァ 3番人気 ヒシミラクル らが消え、大穴となったが、この1・2着だが
スズカマンボ 2003年 萩ステークス 優勝馬
先ずこれ。同じ日の 中山11R 6枠12番 サートゥルナーリア 去年の萩ステークス勝ち馬を思えば、2005年 天皇賞・春 勝ち馬を援用し、暗に、この 6枠の萩ステークス馬 これを訴えかけているのではと疑われる。その上、皐月賞と云う観点で、この 2着馬 ビッグゴールド を見ると、何と言ってもこの中尾先生は
中尾正厩舎 → 1999年 皐月賞 2着 オースミブライト
この テイエムオペラオー 最初のGⅠ 皐月賞 枠連 6-6 12番11番 で2着に寄り添った1頭が思い当たる。
ここまで見えれば、明瞭に
1999年 皐月賞 2着 6枠11番 オースミブライト 京成杯 優勝
2019年 皐月賞 6枠11番 ラストドラフト 京成杯 優勝
この合致から、結局 福島メインの6枠の暗示する、スズカマンボ の天皇賞・春。この1・2着を介し、同じ皐月賞の6枠
6枠11番 京成杯 優勝馬 = オースミブライト 代理
6枠12番 萩ステークス 優勝馬 = スズカマンボ 代理
これでこの昨日 皐月賞 優勝枠が強調されていることが読み取れる訳である。
ここにまで至り、何故昨日 福島12R 奥の細道特別 が組まれているのか!
一家に 遊女も寝たり 萩と月 芭蕉
元禄2年 7月12日 市振の宿 の芭蕉翁の作と調べ上げ、お手上げ、放心。厭、余りの向こうの周到さ、文化度合いの高さ、教養と云う一般競馬ファンが余り見向きしないものの貴さが痛切に感じられる。
ひとつ家に 遊女も 寝たり 萩と月
= 萩ステークス 勝ち馬 による、7月12日 作 → 7番12番 皐月賞
だったのである。呆れてものが言えんわ(野村克也)。
『奥の細道』には 曾良に語れば、書きとどめ侍る とある。
わたくしとて 須磨特別 関屋記念 は『源氏物語』レースと心得、2014年 第49回 関屋記念 は シャイニープリンス = 光る皇子 が同居した7枠。この馬を 光源氏 と見做し、源氏物語の関屋の巻を根拠に、このレースで 7枠13番 クラレント 4番人気 単 1060円 を頭から狙い撃ち、大勝した思い出があるが、日本の古典なども碌に読んでいない輩が、新元号に論評致すはおこがましい。また、勝ち馬、発射馬を探ると云う知的作業にはとても及ばない、教養が低過ぎると自戒を込め、しみじみ思う。
萩と月 この皐月賞だった訳だな。日本史上に残る、最大の漂白詩人の想い。足跡、やはり福島やみちのくに探るべきだ。
しかし、ダービーで萩の馬。どうかな。
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先週、既に申し上げ済みだが、この サートゥルナーリア 勝利で、次のGⅠ 天皇賞・春 同じ角居先生の シャケトラ 不要が愈々確定的となった。酒で虎 になると云う1頭が、酒気帯びで捕まった角居先生を思っても、平成ラストデイ その日の大一番 天皇賞・春 に相応しい訳が無いじゃないか。
何時でも、萩と月。これがいいと思ったらユーグレナ未満の単細胞だよ。萩原厩舎 ロジユニヴァース は圧倒的人気で 皐月賞 で沈んでいるよ。奥の細道の日 だったからだよ。
母シーザリオ 即ち、シェイクスピアを読まずして、ダービーを考えるなど無益なことだよ。教養なくして、パドックだ、血統だ。ちゃんちゃらおかしい。