祇園精舎

気の向くままの徒然日記

顔で笑って心で泣く

2007年01月09日 | ひとりごと

ホンマ顔色はよくない。気にはしていたが触れなかった。とはいえ何事もないことは会話していた。

 

以前「ポリープってなんなの?」…とは聞いてきた。

「簡単にいえばデキモノかな。ほっといていいものから最悪は癌になるものがあるらしいけど…医者の診察でないとそれはわからん」とこたえた。その時彼女の顔は曇った。

あれから日数が経ち、笑顔も少しでてきて家族と旅行したと言い写真を見せてくれた。順調にいっているんだな…と思っていた。

しかし今日「来週、癌摘出の手術するんよ」と笑っていう。

聞くと手術当日は仕事に来ると言う。「大事な人の傍についておけ!」と言ったが「職場も人員ないし、それに出てきて手術代を少しでも稼がないとアカンしな」とこたえる。違う!明らかに自分を殺している。でもそれ以上いっても解決にならないし辛くなるだけだろうから発言は控えた。それでもいうべきだったのか?

たくさん泣いているだろうに…それでも周りには辛いところを見せない。そして周りにも気をつかっている。笑おうとしている。

何で辛いことがあるのだろう?何もできない。うまくいくように祈るしかできません…