♪ 万人に 性教育の 時代来た ♪
【 S県で8月からの3カ月で教師による性的不祥事6件相次ぐ 】
この大きな見出しに目が釘付けになりました。
品の良い背広姿の教育委員会の方々がカメラの前で平謝りする姿が気の毒でなりません。
この方たちは何も悪くないでしょうに・・・。
逆にえりを正しておられ、性的には全く、心配のない方々ですから。
お手本になられる方々ですから・・・とてもご立派です。
問題が起こらないようにあらゆる手を打ってくださっておられることでしょう。
教育長の「万策尽きた」の弁。本当にその通りですね。
評論家の方がおっしゃっていますが、今となって、こうなってから、上から押さえつけてもやっぱり、無駄でしょうと思います。
性教育の教科書の副読本は以前は5年生からでしたが、新指導要領の内容では小学3年生から
教えることになっています。
体の発達が早いからその方が的確です。また、被害が低年齢化しています。
ですから、時代が進んでいるので、やっと、3年生から教えるようになったと嬉しかったです。
もしなら、1年生の被害もあるので、もっと早くしても良いかもしれないと思ってしまう時があります。
私は実は、性教育に興味があり授業を積み重ねている間に、益々、この分野のやり方の難しさと、必要性を感じています。
今も、小学生や中学生を中心に性教育の授業をさせていただき、
いつの日からか、講演会のとき性教育クリエーターが肩書きに、プラスされていました。
普通の人間なら恥ずかしいと思うでしょうが、私は嬉しかったです。
そういう肩書を書いていただくと、だれにも言えない被害に関する情報をそっと、相談してくださいます。
私に相談するだけで、ほっとされ、今までの肩の荷を下ろされることがありました。
肩書きを初めて書いてくださったのは、私の生まれ故郷の母校の中学校でしたから、
その肩書きが、誇りにさえ感じられました。
母校の後輩が、そういう事例で悲しい人生を歩まないようにと祈りながら話を進めました。
今回の評論家先生がおっしゃっているように背景や分析が大事かもしれません。
しかし、人を愛する事は十人十色で量も質も違いますから、
なかには歪んだ自分勝手な愛情表現もあるでしょう。
私は、この分野は特に【 伝え方が一番大事 】 だと、思っています。
何百回もいや何千回も授業や講座をさせていただいた経験から、実感しています。
立派な大人にしかも子どもを指導する立場の先生方には特に【 伝え方が一番大事 】と考察します。
こころの温かみがない紙(書面)やきつい言葉はかえって反発されるでしょうし、聞く耳持ちません。
本人に、誓約書を書かせるより、本人が自ら自分の心に誓約したくなるようにしたいものです。
過去の相談事例を(事例内容は秘守義務があるので言わないですが)考えても、
親や先生から性的被害を受けた人は人間不信におちいり、
その後の人生に大きなダメージを受けることが多いようです。
絶対にあってはなりません。
子どもへの虐待で一番辛辣なのが性的虐待です。
周りに気付かれないことが多いので、心の奥深くで被害者は小さな心を震わせながら、
暗い闇の中で声を殺して大きく叫んでいます。
周りに気付かれないことが多く、数十年たっても心を痛め、
自分を自虐的に傷つけている方が多いように思います。
大変ですが先生方をご指導する立場の先生方は頑張ってください。
先生方にお願いばかりしていないで、子どもを守る私たち市民も一緒に考えていかなければなりません。
そうしないと、不幸な方を増やすばかりです。
子どもに自分の身は自分で守ることを教え、
親や養育者は多忙でしょうが、子どもが被害に遭う危険を察知できる配慮が必要です。
被害者も加害者も減らし、みんなが幸せな日本人でいてほしいと祈りながらも、
あのときの方は今は幸せでしょうか?
黄色い光のお月さんに その後のそれぞれの幸せを私は祈るばかりです。
TTT
大人がみんなで考えなければなりませんが、いろんな情報が氾濫している中、本当に子どもを守ることができるのか、とても不安です。
耳の聞こえない若い女性が、突然近づいてきた男性に殴られ、声を出せないので助けを呼ぶこともできず、とても辛かったと新聞に投稿がありました。
あとから2人の女性が駆け寄ってくれたそうですが、多くは、ただ見ていたと言います。
外国でも、交通事故に遭った女の子が放置されていたという悲しい事件がありました。
私にも身に覚えがあります。夜道で襲われ殴られていたとき、その間中、人々に取り囲まれていたのに、誰も助けてくれなかった・・・
無関心じゃいけないと思います。
みんなで関心をもたないと。
普段から、関心を持って観ていく人がいないと、世の中益々、殺伐としてしまいますよね。
虐待や子どもの性的被害を無視してすますと、今に、日本は大変な時代になってしまうでしょうね。
住みやすい日本になるようにE表現研究所の企画を考えていきたいです。
次回の会議までにさまざまな角度から、考察しますね。
それにしても、前回の企画は最高に良かったですね。
MH所員やNN所員やTTTの最強タッグルと、参加者の意識の高さと協力のおがげですね。感謝!