少女たちがキラキラと輝いている素敵な映画
「裸足の季節」を観てきた。
5人姉妹の純真無垢な女の子たち。
いちばん末っ子は少女だけれど、
いちばん上の姉は大人へと成長する手前の女の子。
5人が絡み合ってじゃれる姿が、
まだ世の中を知らずにいられる一瞬を描いていて、
これから何が起こるのだろうと不安がよぎって、
とっても切なく、なんて儚く美しいんだろうと思った。
タイトル通り、裸足の季節なのだけれど、
原題は「ムスタング」・・・「野生の馬」なのだそうで、
そのままだと女の子のイメージではないなと思っていると、
最後にはやっぱりなるほどと思ってしまうほどの強さが感じられて……
5人いたからよかった
5人だからわかり合えた
5人だからこそ強くなれた
最近ではとっても好きになれた作品。
切なくて、儚くて、危うくて、
終わってからも涙が止まらなかった。
ほりかわ
ちょんまげプリンです。
http://www.c-purin.jp/
オーケストラ!と同じように、予告を観た時から、絶対に観ようと決めてました!!
だって、監督があの『ゴールデンスランバー』『アヒルと鴨のコインロッカー』の中村義洋監督ですから。
いや~~^^
文句のつけようのないくらい面白かったです!!
ここ何年か、本当に日本の映画、頑張ってるな~~って思います!!!
是非家族で観て欲しい作品です
これも、○ールナートで8/27までの上映です。
今、時間帯を調べたら、
オーケストラ・・・・・12:00から14:05
ちょんまげプリン・・・14:15から16:05
二本続けて観られます!!
梯子するのは、私ぐらいか
ずっと気になっているのは、
キャタピラーです。
きっといい映画なんでしょうが・・・観るのが怖いです。
物凄く考えさせられてしまいそうで・・・・
昨日、「徹子の部屋」のゲストが、寺島しのぶさんでした。
8割観たいという気持ちにさせてくれました。
多分、観に行くと思います。。。
N.N
すごく面白かったです。
アリエッティと比べると、こちらのほうが、子どもが多かったです。
テーマが、子どもにもわかりやすいしね。
意外にも、ほろっとさせるところがあり、涙が溢れました。
いろんなサイトにも、情報があがっていますが、
この映画に、ジブリ作品の、あれ・・・が出ています。
あれとは?
観てからのお楽しみ。。。
10/3まで、東京現代美術館で、借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展をしています。
種田さん、映画の美術もいっぱい手がけているんですね。
是非、行こうと思っています。
「こどものにわ」の展覧会も気になるし。
http://www.mot-art-museum.jp/
http://www.ntv.co.jp/karigurashi/taneda/index.html
昨年夏は、メアリー・ブレア展でした。
よかった話は、前に記事で紹介しましたが、
先週の金曜日何気なく「はなまるマーケット」を見ていたら、
藤井フミヤさんがゲストで、その美術館を紹介していました。
はなまる写真の中に「図録」というタイトルがあって、
いくつかの図録の真ん中に、メアリー・ブレアの図録があったんです。
「あー、フミヤくんも行ったのね^^そして、感動したのね~~」
なんて、勝手な想像しました(笑)
で面白いことに、岡江さんとやっくんが2人そろって
「図録ってなんですか?」って、聞いたんです。
そして
「初めて聞いた・・・」と。
絵本原画展とかで、よく「図録」という言葉は使っていたし、
美術展に行った際に、気に入れば購入するし・・・
「図録」っていう言葉、あまり一般的ではないのか・・・
と改めて思ってしまいました。
N.N
オーケストラを観ました。
http://orchestra.gaga.ne.jp/#/main
予告の時から、絶対に観る!って決めてました。
コメディー要素が多い映画なのかなって思っていましたが、
全く違いました。
でも、その予想をいい意味で裏切り、
今年観た中で、最高の映画になるんじゃないかと思うくらい、
素晴らしい映画でした。
こんなに、チャイコフスキーのバイオリン協奏曲で泣けるとは思いませんでした。
最後12分間のオーケストラ演奏がありますが、
もう客席のあちこちで鼻をすする音がしていましたから・・・・
私なんか、もう嗚咽したくなるほどでした。
皆さんに是非観てもらいたい作品です。
○ールナートで、8月27日まで上映です。
こんなに、長い期間上映することって、異例中の異例ですから!!
☆☆☆☆☆・・・おまけに☆☆!
N.N
実は、最近の鑑賞回数は、実はもっとあるんです。
ブログに載せられないだけで、今月に入ってから、一昨日までで、
告白
踊る大走査線
必死剣鳥刺し
借りぐらしのアリエッティ
シュアリー・サムディ
ケンタとジュンちゃんとカヨちゃんの国
オーケストラ
を観ました~~^^この数にびっくりでしょう・・・(笑)
ざっと感想を・・・・・・・・・
告白
実は、原作は読んでいないんです。
映像が先です。いつか読みたいと思っています。
本もすごく話題になっていましたね。
長男は、本を読んだから映画はいいかな・・・と言ってました。
私が気になったのは、中島哲也監督です。
映画「下妻物語」「嫌われ松子の一生」で、
魅力ある映像を作り出す人であることは、知っていました。
私は、映画「パコと魔法の絵本」で映像は初めて観ましたが、
素晴らしかったです。
映像の作りこみ度合いが半端じゃないなって。
今回は、全体的にグレーやブルーグレーを基調とした映像で、
今までのカラフルな色彩とは、ガラっと印象を変えてきました。
言われなければ、中島哲也監督とちょっとわからなかったかも・・・
話の内容は、ネタばれになるので、やめておきます。
KY教師の岡田将生くんが、実はそうでもなかったというところが
少し救いになっていたとは思いました。
後味がいい映画ではありませんが、考えさせられる映画です。
☆☆☆★★
踊る大走査線
これは、言わずと知れたあのシリーズです。
スピンオフではなく、織田裕二が出てくるだけで、戻ってきた~~て感じがします。
私のお目当ては、小栗旬君ですが・・・
抑えた演技が凄く良かったです。
私は、彼の声が好きです!!!
文句なしのエンターテイメントだなあと・・・
笑いのツボも至るところにちりばめられていて、
シリーズの好きな人には、たまらない映画だと思います。
ただ、何かを考えさせられる映画ではありません。
スカッと、爽快感だけの映画だと言ってしまえば、そうなのかも。
☆☆☆☆★
必死剣鳥刺し
豊川悦司の最後の15分くらいの殺陣シーンは圧巻です。
そして、この映画のタイトルの意味がすごくよくわかります!
藤沢周平作品シリーズですね。
一番最初が「たそがれ清部衛」で
「隠し剣 鬼の爪」
「蝉しぐれ」
「武士の一分」
「山桜」
「花のあと」
そして今回の「必死剣鳥刺し」です。
「花のあと」以外は、全部観てます。
この中では、「隠し剣鬼の爪」が好きかな・・・
どれも下級武士を主人公に理不尽な圧力と戦う剣豪を描いた作品ですね。
特に、藤沢周平が好き・・・というわけではありませんが、
時代劇ってなんとなく好きなんです。
今回の映画が一番、地味な映画かな?
借りぐらしのアリエッティ
これは皆さんご覧になるでしょうから・・・
ただ、私としては、ちょっと期待はずれだったかも。
これだったら、原作を読むほうがいいかなというのが、
率直な感想です。
私は、断然「ポニョ」のほうが面白かったと思いますが?
☆☆☆★★
ケンタとジュンちゃんとカヨちゃんの国
底辺に生きる日本の若者を描いた作品です。
この3人の演技と演出は凄いと思いましたが、
告白より、後味が悪いです。
最近、若者の貧困層を描いた
アメリカの「プレシャス」韓国の「息もできない」を観ましたが、
この2つの作品には何かしらの光が射しますが、
「ケンタと・・・」には、全く希望が持てないところに、息苦しさを感じました。
安東サクラの演技が、最高です!!
あんなに「ブス!」と言われ続けて、なんか気の毒になってしまいましたが・・・
☆☆☆★★
N.N
http://www.surely-someday.jp/index_pc.html
意外に面白かったです。
昨日観た「借りぐらしのアリエッティ」より、全然良かったと思います。
小栗旬初監督の映画として、凄く話題になっていますね。
今、プロモーション中なので、宣伝でいろんな番組に露出していますね。
この5人が主人公・・・
・映画「キサラギ」で共演した、小出恵介君
・舞台「ムサシ」で小栗君の後のムサシ役を引き受けた勝地涼君(同じ事務所)
・ドラマ「イケメンパラダイス」で共演した鈴木亮平君
・映画「クローズⅡ」「TAJOMARU」で共演した綾野剛君
・飲み友達のムロツヨシ君(ここだけちょっと違う)
この映画と舞台とドラマ、全部観ている自分が怖い(笑)
この5人の奇想天外なハイテンションムービーです。
よく練られた内容だなあ~~というのが、率直な感想です。
伏線もいっぱいあって、なるほど~~と思わせてくれますが、
すこし、まとまり過ぎちゃったかなという感じです。
ここからはネタばれなので、これから観る人はスルーしてください。
ライブ場面は、もっと迫力のある映像が欲しかったし・・・
そもそもライブをやる必然性があまり描かれていなかったのが残念でした。
(物凄く練習を重ねる場面がなかったので・・・)
面白いのは、豪華キャストです。
主人公になる5人も小栗君と関わったキャストですが、
脇役に至るまで、すべてそうなんです。
警官Aが、NHK大河「天地人」で共演した妻夫木聡くん
警官Bが、本人
敵役は、シェークスピア舞台「お気に召すまま」で共演した吉田鋼太郎さん。
この舞台も観ましたが、さすが、舞台役者さんだなあって、感心する演技でした。
映画の中では、物凄い存在感を放っていますから(笑)
至るところに、舞台や映画、ドラマで共演した俳優さんたちが
散りばめられています。
大竹しのぶさん(アリエッティでは、お母さん役でしたね。あまり好きな声ではなかったけど)
はお弁当屋の店員で出演シーンが少ししかないんです。
でも、いい演技でしたね^^
共演したことがないので、パンフに「いつかきっと」とありました。
エンディングロールで「上戸彩」って出てくるんですが、
本編では出てこないんです。エンドロール後のおまけの映像に出てきます。
(だから、終わったと思って席を立たないように・・・)
エッ?何の作品で一緒だったかな・・・ってわからなかったんです。
購入したパンフレットを観て、納得!
「あずみ」でした。そうでした^^
豪華キャストの演技も光っていたし、
冒頭の逃げるシーンのスローモーションの映像も良かったし・・・
ところどころにきらっと光る部分のある映画でもありました。
エンドロールの最後に、「監督 小栗旬」って出てきます。
なんだか、感動しますよ~
観て損はないと思います。
2度楽しむように、パンフレット購入もお勧めします。
★★★☆☆かな。
N.N
「書道ガールズ」
良くできた映画だと思いました。
部活映画は、それだけでドラマチックで青春しているので、
観ているほうに感動が伝わりやすいです。
自分もかつてそうだった・・・という思い出を重ねやすいからでしょうね。
女の子が5人出てきますが、キャラクターがしっかりしていて演技もかなりいいです。
それにもまして良かったのは、顧問役の 金子ノブアキです。
彼は、バンド「RIZE」のドラマーでもあり、俳優です。
私が知ったのは、映画「クローズZEROⅡ」で、小栗旬くんの対立する相手役でした。
そのときも、凄い俳優さんだなあ・・・と思いましたが、
今回はその役柄とは180度違う先生役。
これが、とぼけた演技でまたいい!!!
なんか、賞を取るんじゃないかと、密かに思っています(笑)
今、彼のブログを覗いてみたら、映画「大奥」の撮影中らしいです。
また、観なくちゃいけない・・・
部活が舞台になった映画
「GO!」・・・卓球(これは部活とちょっと違うテーマかな)
「ウォーターボーイズ」・・・男子シンクロ
「バッテリー」・・・野球
「ダイブ」・・・飛び込み
「おっぱいバレー」・・・バレーボール
「風が強く吹いている」大学駅伝
「鴨川ホルモー」・・・ホルモーという説明するのが難解な部活(魔術というべきか・・・?)
ここ何年かで観たものを思いつくままに並べましたが・・・
本当は、これ以外にもっと観ているのかもしれません。
残念ながら、「ROOKEES」は観ていません。
あまり、TVドラマを観ない私が、次男と共通でみているのが
TBSTV「タンブリング」です。
男子新体操の話ですが、技術が向上していくところが面白いです!!
天国への郵便配達人
これは、静岡県では、TOHOシネマサンストリート浜北でしか上映されていないので、
ナント!一日がかりで行きましたよ~片道2時間の道のりです(泣)
どうしても、大画面で観たかったので・・・
で、良かった~~凄く良かった~~~^^
主演が、○ェジュンだからじゃないですよ!!
画面が美しく、脚本も凄くいい!
大人のファンタジーでした。
この映画は、テレシネマ7という企画で、
日本人脚本家、韓国人監督、俳優による共同7作品のひとつです。
脚本は、日本のドラマでは「ロング・バケーション」などを手がけた
北川悦吏子さんです。
この方、ご自身のブログで、いろんな思いを書いて下さっているので、
見た人もコメントで、応援したりしています。
この映画も、日本で上映されるかどうかわからなかったので
北川さんがブログで呼びかけたら、
確か・・・3万以上のコメントが集まり、それをプリントアウトして、
TV朝日に持っていってくださいました。
どれだけ、時間と労力を要したかと思うと、頭がさがります。
私も、コメントした一人ですけどね(笑)
今放映中のフジテレビ「素直になれなくて」もここ最近やっと最終話を書き終えたばかりだそうです。
こんな風に、実際に脚本家の方の思いをリアルタイムで感じながら、
ドラマを観れるって、凄い!!と思いませんか?
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「天国への郵便配達人」に続いて観ました。
BIGBANGの2人(V.I.とTOP)が出演している映画です。これもテレシネマ7のひとつです。
かなり良かったです。「天国・・・」と比べると、お金はかかっていないかも知れませんが、
19歳の若者の心情を表したいい映画だと思いました。
TBSが社運をかけて放映している韓国ドラマ「IRIS」で殺し屋役にTOPが起用されましたが、なぜ起用されたが、分かる演技でした。
荒削りだけど、魅力的だからです。
一緒に行った友人は、BIGBANGファンではありませんが、俳優としてかなり彼を評価していました。
会場が浜北という遠い場所だったので、2つしか観れませんでしたが、
本当は7作品全部観たかったです。
今回の日本の脚本と韓国のキャストと監督スタッフというコラボは大成功だったのではないでしょうか・・・
「天国への・・・」は、TOHOシネマでは観客動員数5位だといいますから・・・
無論、ファンが多いんですけどね
そして、今日観たのが
プレシャス
何と感想を言えばいいのか、言葉を選びます。
前半は観ていて辛かったです。
後半は、少し希望が持てそうな気がしましたが、
でもやはり、そう現実は甘くないという事実がつきつけられます。
アメリカで底辺に暮らす人々の映画って、
アメリカンドリームをつかむ内容だったり、バイオレンスだったり・・・
本当の貧困層の人々の生き方を描こうとした映画がなかったかもしれないなと思いました。
そういう点が評価されての、アカデミー賞だったのでしょうか?
http://www.precious-movie.net/
今、HPを観て驚きました。
あの役は、マライヤ・キャリーだったのね
N.N
フランスの劇作家モリエールの自伝です。
イギリスのシェークスピアと並ぶと言われています。
コメディフランセーズという国立劇場の基礎になったそうです。
この物語は、純粋な演劇青年が、売れない劇団のための資金稼ぎとして、ある金持ち商人に雇われます。
その商人の恋の策略のために演技の指導をし、筋書きを作るのです。
そのときにモリエール本人も恋に落ちるのですが、何かを成し遂げるために演技をつけて、うまくやろうとするところが滑稽でもあり、切なく悲しいものであったりします。
考えてみたら、劇作家や俳優は舞台の上で演じますが、日常でも私たちは、いろんな場面で、その時に応じて演技をしたり、うまくやろうと立ち回ったりします。
人は自分自身が人生の主役とも言います。滑稽であったり、切なかったりするのは、観ながら、自分の生活の中にも潜んでいると感じたからだと思いました。
このモリエールは、喜劇をやって売れるようになりますが、元々は悲劇をやって魂の叫びを表現したいと望んでいました。
ところが、ある女性に言われるのです。
「喜劇にも、悲劇の側面がある」と。
ただ笑えて面白い作品というわけではなく、笑いながらも、ホロっとしてしまう、そういうところに共感が持て、自分の人生に重なるのだと思います。
副題は「恋こそ喜劇」
人は恋すると、ちょっとおかしなことを、大真面目にやってしまう、そんな面白さも見所です。
後に、それを脚本に書き、発表して、売れるようになるのですが。
(M.H)