E表現研究所の「Eから始まる」

E表現研究所所員の、E生活やE活動を自由に語り合うサロンです。

行ってみたい絵本美術館

2014-05-31 17:29:18 | 絵本

今月のエッセイのテーマ「窓を開ければ」について

真っ先に頭に浮かんだのは、

モーリス・センダックの『まどのそとのそのまたむこう』でした。

いろいろ考えを巡らしていたところ、

福島県いわき市にある絵本美術館「まどのそとのそのまたむこう」

を見つけました。

訪れたことのある方のブログに写真がたくさん載っています。

http://iris304.exblog.jp/20760684/

いわき幼稚園に併設された美術館だそうです。 

すてきな名前の美術館ですね。

設計は建築家の安藤忠雄氏です。

幼稚園を開設された園長先生が思い描いた建物で、

目の前に広がる水平線があまりにもきれいなので、

センダックの美しい絵本が浮かんだのだそうです。

http://www.asally.co.jp/top/sally/this/kataru/2601/kataru2601.html

先ほどのブログの方が書かれていますが、

その窓から見渡せる景色は、震災後変わってしまったそうです。

水平線はそのままの姿でも、

あったはずの家々がなくなってしまったと。

変わるものと変わらないものがあることが切ないです。


そのことをエッセイにしてみようと悪戦苦闘中です。

それにしても、「まどのそとのそのまたむこう」がとても気になります。

この絵本はもう出版社には在庫がなく、図書館で借りてきました。

                 (M.H)


母の日のプレゼント

2014-05-13 23:01:58 | exciting(感動したことなど)

今年も母の日商戦が賑やかでしたね。
店頭に並んだ赤やピンクの花や、グッズや、お菓子類を
横目で見ながら、あまり興味がわかなかったのですが、
娘たちからのプレゼントがとても嬉しくて、
ああ、こういうのもいいなあと思った次第です。

     

子どもの頃は、今ほど派手な商戦はなかったので、
母の日といえば赤いカーネーションでした。
お母さんの喜ぶ顔が見たくて、
赤いカーネーションを渡した記憶があります。
あのカーネーションはどうやって手に入れたのか
学校でもらった紙でできたものだったのか、
そのあたりは覚えていません。

今は特にプレゼントはしていませんが、
結婚したばかりのころは、
義母にエプロンをプレゼントしました。
ミニバラの鉢植えのときもあったでしょうか。

商戦にはのりたくないと思ってしまいますが、
母に感謝するという気持ちは表現したいなと思います。
いつも「ありがとう」と言えていれば、
特別なことはいらないとも思います。

でも、娘から改めて
「いつもありがとう」
という言葉とともに、優しいプレゼントをもらって、
そんないいのになーと思いながら、
母親になってよかったと実感がわいてきたのです。

娘たちからは、どんなプレゼントも、
それがお金をかけたものでも、そうでなくても、
別になくたって、きっと成長が嬉しいと思うのです。
この「母の日」という特別な一日があるからこそ、
改めて「お母さん」を想うきっかけになるのですね。
そして、改めて、お母さんになれたことの嬉しさを感じました。

今年初めて、
自分の母親へ向けた母の日の感謝が、
自分に向けられたことを温かく受け入れられました。

それまで感じていなかったわけではなく、
娘たちが成人して、私自身に余裕ができたことと、
子育てを頑張ったと自覚できるようになったのだと思います。

           (M.H)