E表現研究所の「Eから始まる」

E表現研究所所員の、E生活やE活動を自由に語り合うサロンです。

テラビシアにかける橋

2008-02-25 00:38:41 | 映画宝話

テラビシアとは空想の王国のこと。ここで過ごした男の子と女の子のせつない物語です。アメリカ児童文学者のキャサリン・パターソンが1976年、息子が幼くして、親友(8歳の女の子)の死に直面し、悲しみと向き合うために執筆した作品と言われています。
この映画を観てきました。こういう空想の世界を描く作品は大好きで、『ナルニア国物語』なども観ました。
この『テラビシアにけける橋』を観て思ったのは、こどもたちには本当にファンタジーの世界が必要なんだということでした。現実に起きている様々なできごとは、この世界に入り込むことによって癒され、また日常の生活の中では、それが勇気となり、成長していけるのだと思います。それがごく自然に描かれていて、悲しくて切ないけれど、すてきな内容に仕上がっています。
もしチャンスがあれば、観て欲しいなと思います。   (M.H)


チョコレート

2008-02-11 21:52:26 | ダイアリー
バレンタインデーが近づくと、娘はお菓子作りに夢中になります。普段はそんなにやらないのに、このときばかりは、クラスで多くの女の子がそれぞれに手作りチョコを持ってきて、男の子に渡したり、女の子同士で交換したりと、それは賑やかになるそうです。
キッチンを占領されて困るのだけど・・・ そんな娘を微笑ましく見ています。店にはたくさんキレイなチョコが並んでいます。有名なパティシエが作った豪華なものもあります。意中の男性に贈るより、自分にごほうびで買っていく人も多くなったようですね。そんな中、手作りコーナーには、高校生の女の子たちがたくさんいました。きっと心を込めて一生懸命作るのでしょうね。
私も、初めて男の子にチョコを贈った小学校3年生の頃を思い出します。ハート型のピーナッツの入ったチョコ。当時はそんなものしかなかったなあって。私はもう、誰かにチョコを贈ることはないけれど、今でもそのハート型のチョコは毎年買って、みんなで食べています。 
あ、でも最近、ロイズのチョコレートを通販で買っていますちなみに、ポテトチップチョコレートが好きです。             (M.H

お知らせふたつ

2008-02-11 12:02:38 | ダイアリー
こんにちは。ご無沙汰しておりますK.Tです。
初めてこちらにおじゃまさせて頂きます。
なかなか皆さんにお会いできなくて・・・。いろいろ報告したいこともあります。
1つは春に峰山というところに引っ越しすることになりました。
住所は黒俣、山のてっぺんです。“大自然の中の暮らし”が始まります。
あっ!買い忘れ!と気づいても、マムに行くのに往復1時間です。
今は町の真ん中に住んでいますが、これからとっても不便な生活が始まります。
その不便さをどう楽しんでいこうかと、今からワクワクしています。
ちょっとプチ・ターシャーになれそうです。

それからもう1つは講演会のお知らせです。
今度の日曜の17日に藤枝で元・理科教師をされていた森山まり子さんの
「クマともりとひと」というテーマでのお話があります。
今日本には太古から自然の形で残っている森がほとんどなくなっているのです。
杉と檜だけの人工林に変わってしまっています。
そうすると森に食べる草も生えず、木の実もできず、クマを始めシカ、そして小さな
動物たちまで生きるための環境がなくなってしまいました。
森の動物たちが人の住んでいるところまで食べ物を求めて来てしまい、
有害駆除という対象にしたてられ、毎年たくさんのクマが殺されていっています。
森山さんの生徒達が立ち上がり、「クマや森を守ることが自分たちをも守る!」
といことに気づき、大人や政府まで動かしていくという感動的なお話しが展開されます。
私も昨年清水で聞いてきました。涙が何度も込み上げてきました。
小学生でも充分聞けるお話です。私の友人達も子ども達を連れて行きます。
私たちのことなのに、本当の事実は知らされていないことがあまりに多すぎて・・・。
純粋な子ども達にも是非知ってもらいたいと感じています。
きっとこれからは、本当の意味で、全てが共存していかなければ生きてはいけない時代に
なるからです。ちょっと重くなってしまったかな?
もしお時間がある方は参加してみてください。

2月17日(日)午後2時~4時
藤枝商工会議所4Fホール
講師:森山まり子(日本熊森協会会長)  
参加費:前売り800円・当日1000円
学生は無料!!!です。

町のネズミと田舎のねずみ (イソップ寓話)

2008-02-10 22:05:44 | 絵本

【町のネズミと田舎のねずみ (イソップ寓話)】

先日、ポール・ガルドン絵 木島始訳『まちのねずみといなかのねずみ』佑学社刊が手に入った。
30年前に翻訳された入手困難な絵本。(今は童話館から再販中)
前から欲しくて、絵を眺めているだけで幸せになってくる。

本日、嬉しい合格発表の喜びの声が発表会場から携帯電話で届いた。
親戚に知らせまわった。やっと、終わった。
大都会では、難関私学を本命に長期の受験勉強をしている子が多く、こんなことでいいのかしら・・・!!と、戸惑うことがある。
親や周りの人は、だるまサイダー(これ知らなかったー)など合格祈願グッズを購入し縁起を呼び寄せ、とにかくこれをしたから大丈夫と、平常心を願う。

私は昔そういうグッズが市場に出回っていなかったので、いろいろ考えた挙句、わが子の受験前に真新しい下着に、赤い糸で刺繍をしたことがある。
「○○学校受験。祈・合格」とチエーンステッチで我が子の将来の幸せを願いながら縫っていった。
あるときには、持っていくかばんに、そっと、赤い糸を忍ばせた。
受験する学校とこの赤い糸でわが子が結ばれますようにと祈りながら寒い朝玄関で見送った。
冷たい雨が降る中、そういえば携帯カイロもない時代だった。
今思うと果たして便利な今の時代がいいのかしら・・・。

昔は多くの場面で母親が子どもに対して心の底から願ったり想ったりしたことが多かったような気がする。
中国製冷凍餃子事件も昔なら考えられない事件。
冷凍餃子がなかったので、全て手作りだった。出来合いのパック餃子も売っていなかった。
先日、ある中学生の70名位のお母さんの集り会場で子育てや冷凍餃子の件に絡めて、
「餃子の材料購入で、豚肉のひき肉ではなく固まりやスライス肉を包丁でたたいてみじん切りにしているお母さんいらっしゃいますか?」
と尋ねたら、そういう母親は皆無だった。

ミートホープ事件以来怖くてひき肉を買わずにそうしている私にストレスがたまらないのは、
まな板を包丁で思いっきりたたいているから、ついでにストレス発散をしているし、
いつまでも四十肩にならないのもこれが理由かもと思いはじめた。

何でも便利になりすぎた現在、もう少し前の時代に戻ったら子育てにカリカリしなくて済むのよという、サインかもしれないと、考えてしまった。

お昼に仲間のK・Tさんから春の田舎暮らしに向け準備していると朗報があった。
手作り派の彼女が携帯電波も届かない田舎暮らしを熱望している。

もちろんお子さんは全校生徒が片手ほどの複式学校に転校。
大都会の学校教育第一の私学受験信奉者より一段と進んだ地球生活が素敵だ。

地産地消より、一歩進んだ自家栽培でまるでアメリカの絵本作家ターシャ・チューダーのような生活を始めるそうだ。

素敵なランチョンマットに餃子をケーキのように並べるかもしれない。
イヌも飼うと言っていたから、鶏も飼うかもしれない、いや、彼女なら豚を飼って餃子を作るかもしれない。
羨ましい。
♪♪イソップが  現代知ると 仰天だ♪♪

♪みんな光ってみんなE♪


私立高校入試

2008-02-06 21:21:27 | ダイアリー
入試前日の夜です。カウントダウンから、あっという間にこの日が来てしまいました。娘よりも緊張しているかもしれません。そう言うと、娘はあっけらかんと
「あんまり緊張してないよ。オーディションとか慣れてるし」
これまで、ミュージカルのオーディションを何度か経験して、舞台にも立って、こういうときに堂々といられるのはいいなあと思いました。
受験応援のためのお菓子や飲み物が多い中、上の娘のときにもあった「だるまサイダー」を見つけてきました。だるまに片目を入れて、これを飲んで本番にのぞみます。
気休めでも、何でも、とにかく落ち着かなければという心境です。  (M.H)

恵方巻き

2008-02-03 21:25:21 | ダイアリー

節分の今日、ニュースでは神社での豆まきの様子が放映されていました。近所でも、活躍している著名人を呼んで、たくさんの人たち(年配の方が多い?)が、手を伸べて幸運をつかもうとしているように見えました。
自分が幼いときには、町内でやっていた豆まきに行ったことがありますが、地面に落ちた豆の袋を拾おうとすると、おじさんにとられてしまったり、挙句の果てに、おばさんのお尻にはじきとばされたりと、泣きながら帰った覚えがあります。
子どもたちに、豆まきに行ったっけ?ときいてみました。
「えー行ったことないー。行ってみたいー」と言われてしまいました。私の幼いときの記憶から、行ってもつまらないという思いがあったのですね。
我が家では、いつの頃からか、恵方巻きを食べるようになり、毎年、よく行くコンビニで予約して買っていたのですが、今年はデパートやお寿司屋さんなど、いろんな店で売られているのを知り、おいいしい恵方巻きを求めて、ショッピングセンターに行ってみました。普通の太巻きはもちろん、えびフライやとんカツなど変り種もあり、半分の長さにして違う種類を4本セットとか、様々な工夫がされていました。普通の恵方巻きしかなかったコンビニでは、恵方ロール(ロールケーキを細く長く巻いたもの)サンドイッチの恵方巻きなどが売られているのには驚きました。
それにしても、豆まきはしなくなってしまいました。子どもが小さいときだけですね。おじいちゃんとおばあちゃんは、一緒に豆まきをして、ずっと子どもたちを楽しませてくれたのですが、子どもたちが、大きな声で「鬼は外、福は内」という言葉を言うのが恥ずかしくなると、いつの間にかしなくなりました。
季節の行事が、本来の風習から、バレンタインデーのような商戦に乗っかってしまったようで、寂しい気がします。
我が家は、子どもたちと、今なりに楽しんでいるのですが、本当はこうだったんだよという話は忘れずにしようと思います。      (M.H)


 


日本の電力の心配

2008-02-02 19:08:52 | ダイアリー
1週間くらい前から、突然電気のブレーカーがとんでしまうという事件がたびたび起きた。我が家では大事件である。明かりのすべても消えてしまい、キャーと言う声が響くかと思えば、いったい何が起きたのか、一瞬動きが止まり、不気味にシーンと静まりかえる。特に、お風呂に入っている時間に被害にあうのは下の娘。扉を開けて、洗い場から浴槽に飛び込んで、様子をうかがう。頭にシャンプーの泡をつけたまま。
こんなことを繰り返し、最初は、使いすぎてしまったのかと思い、すぐにブレーカーのスイッチを入れていた。でも、何度目かのときに、それほど使っていなくても切れてしまうことに気づき、他にどんな原因があるのか不安になり、いろいろと考えを巡らせた。
今年は灯油も高くなり、我が家では古くなったファンヒーターを捨てて、エアコンとホットカーペットとヒーターで大丈夫だということになった。友人の家でも同じように、新しく電気ヒーターを買い、今年から灯油を買うのをやめたと言っていた。
でも、本当のところはどうなんだろう。環境に悪くないのはどっちなの?日本の電力は不足しないのだろうか。夏だって、異常に暑い日が続き、エアコンをフル稼働させていた。冬は、灯油を使う方が安かったこともあって、絶対ファンヒーター派だったのに、電力に頼ることにしたのだが・・・
来てくれた電気屋さんに我が家ではどのくらい使われているのか調べてもらった。エアコン2台とホットカーペットとヒーターを同時にスイッチを入れてみると、52Aになった。我が家は50Aまでである。これだけで、すでに越えていた。その後、安定して32Aまで下がったが、これは大変な事態である。
さあここで、50Aのまま節約に心がけるか、60Aにアップしてもらうか、迷うところである。                       (M.H)