某公共施設のイメージキャラクター発表&命名式展でした。
屋外での式典だったため、どんよりとした空で雨が心配されましたが、
神様が味方してくれました。
少し肌寒くもありましたが、時折日差しもあり、
気持ちの良い一日となりました。
式自体が30分くらいで終了したので、体験型のイベントも覗いてみました。
まずは、火おこし体験コーナー。
子どもたちが4.5人が、2人のボランティアのお兄さんの周りを取り囲み、
注意深く手元を覗いていた。
「やりたい人は、一列に並んでね!」
と、2度ほど注意を促していましたが、
こんな面白そうなこと観たくてたまらないから、並んでなんかいられない、
そんな感じでした。
また、一列の意味すら分かりそうにない幼児もいたので、
結局は一列にはなれませんでした。
そんなに混みあっていたわけではないので、
順番でもめることなく、なんとかその場にいた子どもたちは
無事体験することができました。
(混乱もなく、良かった、良かった・・・一列は難しいよね~)
そう思いながら、その場を後にし、
赤米を振舞っている場所に向かいました。
「白米との割合は?」と聞くと、100%赤米なのだと。
もう少し塩気が欲しかったかなとピンポン玉くらいのおにぎりを
弥生時代に思いを馳せながら、一粒一粒味わいました。
隣は発掘された土器の展示と土器作り体験コーナー。
土器作りを待っている親子がいました。
その傍らに、何気なく立ってたら、ボランティアガイドさんが
説明をしてくれました。
土器に何十個とついている指の跡を差しながら、
「昔の人の指の跡だよ」
「はぁ~、そうなんだ~~~~」
実際にいた人の指・・・そう考えると不思議な感覚に囚われました。
低学年くらいのその女の子は、
早く土器作りがしたくて、少々すね気味。
母親に寄りかかって、泣きまねをしていました。
「早く来すぎちゃって・・・もう、限界かも・・・」
と母親はガイドさんに話していました。
(わかる、わかる、そういうこともあるよね)
そろそろ、火おこし体験も空いてきた頃かなと、
再び竪穴式住居に向かいました。
途中、その住居が幾つか建っている間の草むらで、
幼児と小学生が3人何かを探していました。
「いないねえ~」
「いないねえ~」
「バッタ、いるって言ってたじゃん」
(ん?ん?ん?今の時期、バッタはいないけど・・・?)
(はーん、分かった)
さっき、偉い人の挨拶の中で
「僕は、小学生の頃、ここから4キロ離れたところに住んでいましたが、
ここまで歩いてきて、バッタを捕まえてました・・・・」の
”バッタを捕まえた”というフレーズだけが、印象に残ったんでしょう。
子どもって、本当に面白い!
その言葉で、すぐに実行するんですよね。
微笑ましく思えました。
最後に、自分も火おこし体験しましたが、意外に難しかったです。
結構腕の力を必要とする作業でした。
それも、二の腕です!!
効く~と思いながら、弥生時代の女性の二の腕に思いを馳せました(笑)
体験を通して、時代を遡るたびができたような気がします。
お近くの方は、是非行って見てください。
N.N