E表現研究所ができる前、なみキッズというグループに所属していました。
その頃、いろいろな講座を企画して開催していましたが、
中でも、C大教授のH先生の講座を開くために奔走したことを思い出しました。
H先生は『男だって子育て』という本の著者でもあり、男の視点からの子育て論、自分育て、女性支援など、本業とは別に講演会などを数多くこなされている方です。
私が文章を書くきっかけを下さったのもH先生。出会ったころ『家族とくらし』という冊子を奥様と一緒に始められたところでした。
「何か書いてみませんか」
という声かけに、自信はなかったけれど、書きたいという気持ちを持っていた私は、必死に「子育てって楽しい」というタイトルで短い文章を書きました。
そんなご縁もあり、H先生がNPO推進センターでの活動の一つで、あるNPOを取材してほしいというご依頼をいただき、山奥の村へ取材に行って記事を書きました。そういったNPOの紹介記事を集めて(私の担当は1つ)本にするという事業だったのですが、なかなか話が進みませんでした。
それから2年ほどして、書き直しをするように言われ、あまりに下手な文章に呆れながら書き直しをして提出しました。
それから数年たった今、懐かしいH先生から突然連絡をいただき、やっとブックレットになることを聞きました。本にするのが最終目標であるから、いずれはそうするつもりですと。
H先生とは何回かお会いしたことがあり、その度にいろいろ活動の場を広げられていらっしゃいました。K大の講義を掛け持ちで受け持っていらっしゃったり、女性センターの館長をされていたこともありました。
現在はC大だけで講義をしていらっしゃるそうです。NPO推進センターの仕事もあり、相変わらずご多忙ですが、さすがにこの不況で、仕事量が減ったと嘆いていらっしゃいました。
今はお孫さんが6人になり、幼稚園のお迎えを頼まれるなど、おじいちゃんとしても活躍されているようです。そういえば、4番目の娘さんは、昨年まで某有名劇団Sに所属されていて、『赤毛のアン』や『鹿鳴館』に出演されたそうです。私はどちらも観ました。まさかあの舞台にいらっしゃったなんて・・・驚きです。今は退団されたそうですが。
そういう話も尽きることなく、私たちもお互いに子どもたちの成長とともに、いろいろなことがあったなあと、しみじみ思いました。
今そうやって再会して笑っていられるのは、本当にありがたいことですね。
E表現の活動にも興味を示してくださいました。
また何か・・・できそうな、予感がしてきました。