世界文化遺産に登録された富士山。
子どものころから毎日見ていた富士山が、
多くの方の努力で登録が叶い、
とても嬉しかったです。
そして三保の松原も有名になりました。
そこもよく知っていた場所なので不思議な感じです。
とても静かな海で、時折、船が通り過ぎていきます。
目の前に広がる海原の向こうに伊豆半島が見えて、
視線を左の方に移すと富士山が見えます。
私にとっては当たり前の景色ではありましたが、
改めて眺めてみると、
とても崇高な景色に思えました。
残念ながら今日は天気が悪く、富士山は見えませんでしたが、
私の心の目ではちゃんと見えましたよ。
もともと、毎日はっきり見えるわけではないので、
こういうことも想定内です。
松林の中に立ち、複雑に広がる枝の下で
空と、海を眺めました。
平日の夕方、観光客や取材の人たちも
写真撮影をしていました。
天女が羽衣をかけたという伝説のある「羽衣の松」です。
文化遺産登録後、古い松から代替わりしました。
私の知っているこの辺りは、とても静かな場所でしたが、
天気の悪い平日の夕方でも多くの人がいました。
観光バスが2台、一番近い駐車場は車がいっぱいでした。
小さな子どもが裸足で砂浜を歩いていたので、
娘たちが幼かったころを思い出しました。
サンダルの中に砂が入ってしまい、
膝にのせて、サンダルを脱がせ、
小さな足の裏の砂をはらったら、
裸足で駆け出してしまったこと・・・
砂に埋まる足の感触を面白がったこと・・・
そこでは富士山を眺めるとか、
羽衣の松があることなど意識していなかったけれど、
そういう思い出を見守っていた静かな景色があったことを、
改めて誇りに思いました。
(M.H)
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後世にわたって、この景色が見え続く平穏な日々が続きますように、つい祈らずにはいられません。だから信仰の対象としての世界文化遺産富士山なのですね。納得です。