夏の高校野球決勝戦で、沖縄の興南高校が優勝しました。
東海大学相模高校が準優勝で双方とも私学です。
私学独特の良さが出ていましたね。
両方のピッチャーが抱き合った時に、お互いのスポーツマンシップをたたえ尊敬している姿に、私は感動の身震いをしました。
永遠の良きライバルになることでしょう。
最近、時間が少し自由になって、エンターテイメントでさまざまなものを観る事が多くなりましたが、
楽しいけど、後にあまり残らないという印象の薄い経験が多いです。
薄まった傾向がありましたが、今日は良かったです。
充実していました。
汗と涙の青春ですね。
自分の高校時代を思い出し、若返りました。
私の通っていた兵庫県の私学三木学園・白陵高校は男女共学です。
野球では無名でTVに出てきませんが、それでも月並みな
運動会があって燃えました。
当時の私たちクラスはツイギーの大判パネルを作り
ミニスカートをはき太い黒い脚をつき出して応援合戦をしました。
厳しいスパルタ教育として有名でしたが、そんな中、はみ出したり、今でしか言えない武勇伝を語ったり・・・。
当時の厳しさを良かったと、今では懐かしくて感謝しています。
だからいろいろ想像して青春時代に反骨精神が芽生え、
自分の考えを持つことができたよね。
今は、ウン十年たって、同窓会が楽しみな年齢になって、
みんなでワイワイ会っています。
昨年は故郷で、先生方も集まってお祝いをしました。
先生と元高校生の区別がつかないほどみんな交わって年齢差は感じません。
つまり、みんなおじさんおばさんです。
そのギャップが面白くて、みんな素直に笑ってしまいます。
今では全員が親友です。
戦争に行った世代は戦友と言って、もっと絆が強いんでしょうね。
白陵高校に通って、通学路の長い距離や電車の待ち時間にお互い
悩みや夢を語ったのが昨日のようです。
今は亡き三木省吾名物園長が30歳代に創設した中高一貫校の校風が
今も盛大に続いています。
集まったら、必ず、三木園長の思い出話しが盛り上がります。
哲学的で、情熱的な迫力満点の園長でした。
数年前に数十年ぶりに母校を訪問したら
体育館に大きな【サモトラケのニケ】がありました。
勝利の女神ニケの彫像です。
以前パリのルーブル美術館で私がすごく圧倒されたもののレプリカです。
22年度の春の卒業生は171名の小さな学校です。
私たちが現役の時には、園長はみんなに声をかけてくれました。
卒業生はいま、社会や高校にどんなお返しができるか、
後輩の応援や、また、自分探しを楽しみに生活しています。
私の身内の女の子が在校生として現在お世話になっています。
その高3女の子は昨年の体育祭には学校の先生方を説得して、
初の、男の子による女装の美人コンテストをプロデュースして、好評だったと、私に伝えてきました。
「先輩来年も企画してください。私も手伝います」と、
後輩の一年女子からも頼まれ、
受験の今年もチャレンジしたいと言っていたので・・・ワクワクですが、
(受験は大丈夫なのかしら???)と、ハラハラしています。
スポーツでの活躍はあまり目立ちませんが、
最近、こんなニュースがありました。
★
2010年7月:全国大会優勝!!
高2の男子が21日に大阪市で開かれた「第30回全国高等学校IT・簿記選手権大会」に出場し、ソフトウエアの開発能力や、知識を競う「FE部門」の個人の部で優勝★
快挙です。
私学の良さで、特色をいろいろ出せていい学校ですね。
後輩たちの活躍ぶりが嬉しいです。
高校時代ありがとう。
TTT
本当に高校時代というのは、仲間と楽しく過ごした記憶がたくさんあり、今の自分にもつながっていると感じます。
これからもどんなふうに生きていくのかと、未だにみんなで楽しみにできるというのも、きっと素晴らしい青春時代を過ごされたからなのでしょうね。
娘たちと一緒に高校野球を見て応援していて、甲子園を夢見た時代を思い出しました。
そして、頭の中身は高校の時と大差ないのは何故でしょう(笑)