【アカ海亀の20年後】
アカ海亀を海に放流しました。
可愛いです。
今日生まれたばかりの赤ちゃんはちゃんと歩いて紫外線をめがけて海を目指します。
しかし、最近は、夜の陸の街並みが明るいので、間違って陸をめがけて迷走する亀がいるそうです。そうなると、海に戻れなくてアウトです。環境が大事ですね。
水中の中では手足を動かし上手に波に乗って泳げます。
20年後にはこんなに大きく育ちます。
太平洋を一周して大人になってまた、放流されたこの海岸に5~6月ごろに、卵を産みに来るそうです。
砂浜に100個くらい産卵しますが、その中の1~2匹しか生き残れないそうです。
海中のゴミやビニールなどを飲み込んだり、他の魚に食べられたりして運よく生き延びるのは至難の業だそうです。
そこで、少しでも環境をよくしたくて海岸清掃に参加しました。
カメさん、元気に帰っておいでね。
♪♪亀人生 壮絶海難 幸多かれ♪♪
♪みんな光ってみんなE♪
滝井なみき
しかも、海を目指して歩く時と、海中で泳ぐときの手足の動かし方が、全く違うのです。生まれたその日に砂浜から海に入り、すぐに顔をあげて息継ぎをするんです。
肺呼吸ですから。
一週間くらい何も食べずに、エサのある場所まで移動するようです(黒潮の波まで)。神秘です。
100個の卵のうち、生きられるのは1、2匹とは、
人間みたいだなと思いました。
冒険をしてまた里帰りをするウミガメ。
愛おしいですね。