緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

不安を整理するための病状説明

2009年01月15日 | 医療
前回に続きます。漠然と不安を訴えていた患者さんとの会話(今までの経験を集約させたフィクションです)から病状説明が必要であることがわかりました。ここで大切なことは単に、今、がんはどこにどうあって、今後どんな治療をするかというような説明ではなく、治療前後での、抗腫瘍効果としてどう変化したか、副作用は、どの程度今後の生活に影響していくか効果として、得られているものが、マーカーや画像以外にないかある程度長 . . . 本文を読む
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