緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

どの程度、心に入って行けばよいのでしょうと聞かれたら

2009年06月04日 | 医療
「患者さん辛そうなんですよ。 でも、どこまで介入すればよいかわからなくなって・・」よく聞かれる質問です。ここには、ピットフォールが存在します。「どこまで介入するか」この主語は、「私は」です。どこまで介入するかではなく、患者さんはどこまで介入することを望んでいるか・・なのです。主語は、「患者さん」であるべきなのです。だから、どこまで介入すればよいかは、患者さん次第なのです。では、具体的にどうするか・ . . . 本文を読む
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