緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

目を向けていなかったこと

2011年12月18日 | 医療
写真は、カレッタ汐留の癒しの森 オープン前日に偶然出会ったクリスマスイルミネーションです。最近、知り合いの医師のフェイズブック記事を読み、思い出すことがありました。結婚してすぐに消化管のがんと診断され、治療を行っていた患者さんでした。私がお目にかかったときには、がんがダクラス窩に転移をしていました。ダグラス窩とは、子宮と直腸の間の窪みのことで、女性にだけある窪みです。若い患者さんでした。痛みのこと . . . 本文を読む
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