緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

子どものミカタ:昭和の眼差し

2023年06月11日 | つれづれ
不登校だったけれど、周囲の大人に見守られて育っていったケンタくんの話から母親が難物であり、たしかにこれは痛かったが、それをカバーするだけの豊かな関係が身近にあった。ケンタは、大家族の中で育ち、大人たちからはよい塩梅に許されてた。戦後昭和の家庭には、このように、子どもに対する大人たちの健全な無関心があった。「子どもってこんなもん」「子どもの頃にはいろいろある」という大雑把なものの見方、大人どうしの合 . . . 本文を読む
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