緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

めぐり逢ひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲がくれにし 夜半の月かな

2024年10月20日 | つれづれ
めぐり逢ひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲がくれにし 夜半の月かな百人一首 57番今風に言うと・・久しぶりにお目にかかれたのに それがあなただと気づく間もなく帰ってしまわれたのですね まるですぐに雲隠れした夜半の月のように人間らしさ満載の源氏物語の紫式部にしては何だかさらっとした句だなあと、思っていた私・・新古今集:雑上1497番の歌紫式部集にも収載されていますこの歌は父為時に越前 . . . 本文を読む
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