仕事をしていたら
12時を回っていることに気づきました。
8月27日分の記事をアップする前に
28日になってしまいました。
シンデレラみたいです・・
さて・・・夏休みも終盤に入りました。
医学部志望の受験生さん
もしかして、この時期
医学のままでよいのだろうか・・
なんて、迷ってはいませんか?
最近は、訴訟も多い・・
労働条件がキツイ・・
もしかすると、僻地に行くことを強要されるかもしれない・・
医者には向いていないかも・・
他の職業にした方がよいのでは・・
いろんな迷いがあるかもしれません。
その一方で、医者は給料がよい
社会的地位が高い
悪い点と良い点を両天秤にかけたら
う~ん、ちょっと悪い点の方が勝ってそう。。
なんて、思っていませんか?
医師に限らず、どんな職業でもリスクやベネフィットはあります。
では、何をまず大事にするべきなのか・・
私のところの緩和ケア科レジデントの先生が
こんな風に言ったことがあります。
「○○さんのご家族
今頃どうなさっているのでしょうね。
本当に素敵な方々でしたね。
生き様も死に様も・・
(こんな風に多くの方の人生に立ち会えるなんて)
感動ですよね。
これって、医者になっていなかったら
絶対、経験することはできなかったことですね。
お金でも絶対買えないことです。」
こんな風に感じることができる自分に
価値を見出すことができるなら
2日前のNY大学リハビリ病院の壁の詩に
感動する自分に気づくことができるなら
絶対、あきらめないで医師を
目指してほしいと思います。
年々、医学部の受験競争は
厳しさを増していると聞きます。
その厳しさに負けないで
どうぞ、是非チャレンジしてください!!
田舎の県庁所在地でもない地域の為、娘の高校から国立医学部への現役合格はせいぜい1人、2人です。(開業医のご子息様達の私立医学部は数名います・・中には中学から親元を離れ関東の市立に通い医師を目指しているご子息もいます)
毎年数人がほんの少しの差で涙をのんでいます。彼らの中には浪人(自宅通学できる予備校もなく経済的に無理で)も許されず後期試験で別の学部に進む子も多いです。そんな彼らは医師の大変さもきっとある程度理解しながら必死に医師を目指してがんばってきたはずなのに・・私立医学部には合格できていても(または模試で私大なら高判定をとれていても)医師をあきらめている子もいます。
もう少し国立大学の定員枠が増えれば・・と思います。
いずれにしてももう少し枠が増えれば志の高い医師も増えるような気がします。
私学と国公立の医学部の授業料の差について一度取り上げてみようと思っています。定員枠の増大は勤務医の不均等分布(?、不足?)の問題で条件つきで検討されていたと思います。コメントありがとうございました。