EBI印 近隣探索日記

休みの度に、近場をウロウロしては写真をパチリ。
徒然に撮った写真をUPしつつ、ゆるゆる更新します。

東日本大震災 震災ニ日間目

2011年04月02日 08時31分04秒 | 震災
一階天井まで来た津波が当日一旦引いたが、夜に余震と共にまた上昇した。

近所の二階に避難していた人達と、腹を括って二階屋根までの避難を覚悟した。
雪降りの中、年配者と子供達にはしんどい事になるが、二階に浸水したらとか、今度はどこまでくるかの恐怖。
いつもは日本製紙の工場の明かりが不夜城のようなのに、初めて経験する漆黒の闇になった石巻。

幸い水は思った程上がらなかったが、一晩中眠れるはずもなかった。

誰もが、夜が明けたら水は引いてると想像したが、朝になっても、首までつかる程ある。

しかも、残った水は海水で冷たい。

どこまで行けば、水がない所まで行けるのかも見当もつかない。

地震発生からかけまくった携帯は朝方電池切れ。
情報が全く無いなか、近隣の安否がはっきりしてきた。
見える範囲で14~5件。
二階には、二十人は残っているが、一階に取り残されたのは十人程。
絶望的。

家族の遺体を一階に残し、二階に避難していた人達はどのような気持ちなんだろう。


しかし残った人達もたくましい。

食べ物飲み物を探しはじめた。