一階天井まで来た津波が当日一旦引いたが、夜に余震と共にまた上昇した。
近所の二階に避難していた人達と、腹を括って二階屋根までの避難を覚悟した。
雪降りの中、年配者と子供達にはしんどい事になるが、二階に浸水したらとか、今度はどこまでくるかの恐怖。
いつもは日本製紙の工場の明かりが不夜城のようなのに、初めて経験する漆黒の闇になった石巻。
幸い水は思った程上がらなかったが、一晩中眠れるはずもなかった。
誰もが、夜が明けたら水は引いてると想像したが、朝になっても、首までつかる程ある。
しかも、残った水は海水で冷たい。
どこまで行けば、水がない所まで行けるのかも見当もつかない。
地震発生からかけまくった携帯は朝方電池切れ。
情報が全く無いなか、近隣の安否がはっきりしてきた。
見える範囲で14~5件。
二階には、二十人は残っているが、一階に取り残されたのは十人程。
絶望的。
家族の遺体を一階に残し、二階に避難していた人達はどのような気持ちなんだろう。
しかし残った人達もたくましい。
食べ物飲み物を探しはじめた。
近所の二階に避難していた人達と、腹を括って二階屋根までの避難を覚悟した。
雪降りの中、年配者と子供達にはしんどい事になるが、二階に浸水したらとか、今度はどこまでくるかの恐怖。
いつもは日本製紙の工場の明かりが不夜城のようなのに、初めて経験する漆黒の闇になった石巻。
幸い水は思った程上がらなかったが、一晩中眠れるはずもなかった。
誰もが、夜が明けたら水は引いてると想像したが、朝になっても、首までつかる程ある。
しかも、残った水は海水で冷たい。
どこまで行けば、水がない所まで行けるのかも見当もつかない。
地震発生からかけまくった携帯は朝方電池切れ。
情報が全く無いなか、近隣の安否がはっきりしてきた。
見える範囲で14~5件。
二階には、二十人は残っているが、一階に取り残されたのは十人程。
絶望的。
家族の遺体を一階に残し、二階に避難していた人達はどのような気持ちなんだろう。
しかし残った人達もたくましい。
食べ物飲み物を探しはじめた。