しもちゃんのブログ(おやじブログ)

仕事に家族、趣味や料理など様々なテーマを
軽くさらりと時には愚痴るおじさんのブログです。

秋の日帰りプチ一人旅。

2010-11-24 23:05:51 | 旅路

待ち望んでいた日帰りプチ一人旅。前日寝るまで行先考えて、昨日の家を出る時もまだ迷う。
なにせ、天気が悪い。晴れ男の私も、年に数回負けるのだ。
候補は?中央線(これが最有力候補だった)方面、東北本線方面、高崎線方面、常磐線方面か

千葉県にひきこもるか?

私の一人旅、そう私は鉄人 いや、鉄ちゃんですから、どこどこに行って、あそこやあれを見て、それやこっち

を食べてなんてことはありません。写真を撮ることも好きですが、何といっても乗ることがいい。
前にも書きましたが、知らない場所の車窓を楽しむ、走る列車の音を楽しむ、駅でふと降りて駅の写真を撮

り、走る音を録り と、忙しいんです。だから、結構何時間も飲まず食わずがあります。

さて、話を戻して決め手はやはり天候でした。
雨が降っていると窓開けられないですから、音のいい中央線は見送り。
東北本線・高崎線はちょっと前に乗っているので、これも見送り で、千葉県を回りながら茨城県へ行ける常

磐線の旅に家から駅までの5分の間に決定。

今回使った切符は、私がこよなく愛するJR東日本の、「ホリーデーパス」。
土日・祝日とシーズン中の発売で関東首都圏のフリー区間は1日乗り放題の切符。で、お値段¥2300。

昨日の乗車距離は、合計242Km 運賃は合計¥5330ですが、これがフリー切符なら¥2300でOK
なんですから。
コースは?
千葉から総武本線でまず成田までいったんです。成田は仕事で行ったことはありますが、プライベートはないの
でまず最初の下車。ホームには成田山の大きなちょうちんがお出迎え。

駅を出ると?
落ち着いた色の駅で、成田山の玄関口でもあるため立派な風格。

駅前には、成田山の案内所や近道の看板も。

ロータリーにある案内板は、さすが国際色豊かですね。英語、ハングル、中国と?もう一つは何?

駅の入り口には、成田山のちょうちんがで~んと二つも。

さらに改札口にも大きなちょうちんがで~ん。

ホームに待合室がある駅は結構ありますが、ここではコンコースにりっぱな待合室があります。
改札内で、コンコースにあるのは珍しいほうです。

待合室の様子。

さて、時間がもったいないので次の駅まで行きます。今度は、成田線で我孫子まで。
我孫子は常磐線の駅で、都内の通勤圏内ですが、降りたことがないので、次の下車駅に決定。

ごくありふれた形の駅でしたが、駅前には記念碑が… 

おおっ!SLの形をしているぞ!
なんでも、我孫子駅を新設誘致をするために努力した方をたたえて作られたそうです。土地も無償で提供したと

か書いてありました。

さて、雨の中駅前探検もできないので早々に駅へ戻り、次の目的地へ進むぞ!
お次は我孫子からフリー切符で常磐線で行ける北限の土浦を目指します。

土浦駅にはお昼ちょっと前に到着。雨はやんでいる。じゃあ、ちょっと出てみようか。

なかなか立派な駅でございます。おそばやラーメンにおべんとうが、誘惑してきますが振り切って進みます。
朝8時に駅でラーメンを食べてから、ここまで口には何も入ってません。でも、平気です。あちこち見てると空腹も
忘れます。

駅前のバスターミナル脇に秋がありました。いいですね、駅前にこんな素敵な場所があるなんて。
数分間この景色を眺めて、さあ、今度はどうしよう… そうだ!取手駅で関東鉄道に乗ろう!
で、土浦から常磐線をのぼって取手駅へ。
取手から出ているのは「関東鉄道 常総線」でございまして電車ではなく、ディーゼルカーでございます。
ただ、ここは私鉄なので別料金。終点の下館まで行きたいところですが、それは次回にでも回してひと駅乗車。
お隣の西取手駅まで。

わずか3分ほどの乗車ですが、見たこともない景色は秋の風景とともに充実しています。

高架の駅ですが、駅前は道路と民家だけ。自動改札がありますが、日中は駅員はいません。

私が乗ったのは1両でしたが、2両編成もあります。

結構、休日ともあって乗車している方がおります。のんびりローカル線の旅にお勧めです。本数は割とありますから
1時間待ちとかはないですよ。

取手駅に戻ってさて駅前は? と、出たらまたもや雨が… で、機材が濡れるのでここは断念。
さて、今度はどうしよう。今度は都内に行ってみようか?そうだ、りんかい線(東京臨海高速鉄道)も乗れたっけな。

というわけで、再び常磐線で一路上野まで。途中、柏駅から子供づれの夫婦と、その母親らしき5人組みが乗車。

静かな車内は一気に、子供の奇声?でかき消される。私は座っていたのだけど、その家族は立って乗車。

下の子どもは3歳くらいだろうか?お母さんが抱っこしてるが、その子供が何度か私の服に軽く触れる。抱っこしてる

んだからちゃんと面倒見てくれよ

上野から山手線で大崎へ行き、ここからりんかい線に乗り込む。
ただ、残念なことにお目当ての車両が来なかったけど待つ時間もないので終点新木場を目指します。
りんかい線は大崎から東京湾の下を潜ってお台場を通り新木場まで行く路線。
休日だから、若者が多かったですね。派手な顔の若い女の子も…
新木場はりんかい線、JR京葉線、東京メトロの3線が乗り入れてますが、景色がいいんです。
特に、あの注目のものがよ~く見えるんですよ。

11月23日現在の東京スカイツリーです。これはりんかい線のホームから見たもの。
ここから、戻って東京モノレールに乗るつもりでしたが、ここで京葉線に乗り、千葉でゆっくり休憩することに予定変更。
時間は15時30分。もうすぐ暗くなるので景色は見られなくなる。そうときまればJRのホームに行こう!

京葉線のホームからみるスカイツリーはどうだろう?

京葉線はりんかい線の上にあるので、ちょっと景色がいい。ちょっと望遠レンズでズームしてますから実際の

景色ではありません。
それから、東京メトロはりんかい線の海側にあるので、スカイツリーは見れません。
新木場から京葉線で蘇我まで一気に走り、ここで初めての休憩&お食事。出発してから約8時間乗って、撮って

鉄な旅はこんなもんです。もちろん皆さんがそうだとは限りませんけど。
地元のスーパーで缶ビールとおつまみを買って、公園で…味気ないでしょ?食べるのが目的じゃないですから。

安く済ませるのに、マーガリン持参で食パンを買って済ませるのも一つの方法と、旅の一人の方に(実際にはやっ

たことがないけど)聞いたこともあります。
ぐび~っとやって、ふ~ぅと一息入れて、さて最後の仕上げは蘇我駅での撮影をすませ、約12時間のプチ旅行。
皆さんは、きっと「どこが旅行だ!」と、思われるでしょうね。

でも、これで私は満足です。だって、一人っきりなんだもん。
自由に行きたい所に行けるんですから、こんな素敵なことはありません。

さて、来月はどこ行こうかな。