江戸の妖怪、怪奇、怪談、奇談

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「日本書紀通証」でのカッパ、カワタロウの記述

2024-10-05 19:59:23 | カッパ

「日本書紀通証」でのカッパ、カワタロウの記述

                                                   2024.10

(注:今、あちこちの水郷にいる。)
河波太郎(かわたろう)とよばれている者は、蓋し、水虎の字訓が転じたのであろう。
「水経註」に曰く、水虎は、三四歳の小児のようで、鯉鲮(リリョウ:Pangolion センザンコウ穿山甲)のようでもある。
淮南子(えなんじ)に日く、魍魎(モウリョウ)のようで、三歳の小児のようである。肌は、赤黒色で、目は赤く、耳は長い、髪は美しい。
「左伝疏(さでんそ:春秋左伝の注釈書)」には、川沢の神である、とある。

「日本書紀通証」 広文庫より



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