最近では保険会社の商品で既往症でも入れる保険の商品がいろいろと発売されるようになりました。昔から比較的年齢の高い人は病気に罹るので年齢が高い人を対象にしていましたが、最近では若年層でも入れる保険が出てきております。私のところにも病気をお持ちの方から保険相談を受けることがあります。残念ながらお話をお聞きすると保険会社の対応は患者さんの立場を十分に理解していないのが現状です。健康でいたときに保険に入っても担当者が保険会社を辞めてしまい、病気になった患者さんの状況を知らないまま、次の担当者が新しい商品を売りに来て、病気のことを言いづらくして悩んでいる人のお話をよく聞きます。担当者は商品のことばかりが頭にあり患者さんの悩みなど理解せず人間的な対応が取れていないということです。保険を提供する側はもちろん商品知識も重要ですが、保険はその人にとって一生涯のことですから、寄り添い分かち合う人間的な対応が大切です。私自身も保険を提供する側の人間として日々反省しながら病気で悩んでおられる方など弱い立場の一人ひとりに目を向けながら今後も活動を続けていきたいと思います。
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