薬害エイズ裁判和解から18年、世間ではもう忘れ去られるよとしていますが、被害者は今でも悩み続けて苦しみのうちに生活しています。治療方法は格段に進歩したとはいえ新しい病気が併発するとその治療方法はもともとの血友病やHIVとの関係で被害者は難しい治療の選択を迫られます。そんな時周りの人は何の力にもなりません。ただ出来るのは人間として寄り添い分かち合うことだけです。しかし残念ながら世間では、この寄り添い分かち合う人間の基本的な行動さえも忘れられようとしています。薬害エイズを考える山の手の会では、小さな集まりですが薬害被害者に寄り添い分かち合いながら、そこで大きな人間的な気付きを毎回もらっています。この活動が大きな社会の中のほんの一滴でも人間的な行いを注ぐことができればと続けております。
次回の薬害エイズを考える山の手の会は
日時:4月24日(木)19時~21時
場所:北区NPOボランティアぷらざ・サロンコーナー(北区王子 北とぴあ4階)