被害者の生の声が社会を動かす

薬害被害者の支援活動を続けて28年になります。
なんでこんなに続けられたかと振り返ってみると、そのには被害者の生の声がありました。
薬害エイズ、薬害肝炎そしてHPVワクチンと、そこには理屈でない目の前にいる被害者の生の声を聞いて被害を社会に伝える活動をしてきただけです。
薬害問題に関わると、そこには必ず被害者と反対の立場の人が存在します。そして反という言葉が頭につきます。それは実態よりも理屈で語られます。
しかし一人の被害者は、被害そのもので理屈ではありません。理屈ではいくらでも解釈が付けられます。
しかし一人の被害者の生の声は理屈ではありません。現実なのです。
その被害者の生の声が人に伝わると社会は動き出します。支援活動はその一言に尽きます。被害者の生の声が社会を動かすのです。