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貧舟の歴史人間学ー気づきが大事

2023-09-30 20:11:42 | 日記
歴史上の人物を追いかけていると、ついつい歴史上の出来事の印象でとらえてしまうことがあります。
たとえば次回の寺子屋江川塾のテーマの中江兆民ですと自由民権思想家として自由民権運動のことに目が行きがちです。
中江兆民は玄洋社の頭山満とも親交を重ねています。たぶん印象というかイメージでとらえてしまうと左と右ー会わないようで実は二人はかなり深い親交を重ねていました。
また中江兆民と言えば民約論ーフランスの思想に精通していますが、西欧の考え方よりもむしろ東洋、漢学にかなりの重きをおいて二松学舎の三島中洲とも親交を重ねていました。そう言えば渋沢栄一も三島中洲と親交がありました。
歴史上の人物はその一生涯を見なければ理解できません。そして生涯の中でそれぞれの人物の出会い(邂逅)から気づきが生まれてきます。この気づきを読み取ることが歴史人間学では大事です。
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