エレベータ会社の保守員が自社のエレベータを使って利用者を故意に閉じ込めていた事件が発生した。
閉じ込めは判明した分だけでも7件、中には45分間閉じ込められていたというからその間の心理的不安は相当なものだっただろう。
残念ながらその間エレベータ会社が失った信用も相当なものだろう。
会社は当該保守担当社員を即刻懲戒処分としたが実は1か月ほど前に降格人事を行っておりトラブルになっていたという。
もう少し注意して種々手を打っておればこのような事態は回避できたかもしれないと思う。
話は変わるが中国のかの餃子製造工場は結局廃業に追い込まれた。
企業は良好な労使関係がベストなのだが万一損ねた場合には「何が起こるか分からない」と心得、あらゆる対策を講じておかなくてはならないだろう。
ケースによっては企業の存非に関わることもある。