グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

自民党総裁選の異に思う

2018年08月21日 | 日記
自民党総裁選の日程が正式に決まった。
6年ぶりの選挙戦になりそうだということだが確か首相はまだ正式に出馬表明していないハズだ。
国民の世論調査で内閣不支持率が支持率を上回っている中でそれでも首相の圧勝が確実という現情勢はどう考えても理解に苦しむ。
現に国民が望む総裁候補者(つまり次期首相ということになるのだが)として石破元幹事長が高い支持を得ているのだがこれが自民党の国会議員・党員に限定すれば現総裁が圧倒的に支持を得る、この逆転現象を自民党関係者はどう説明するのだろうか。
石破候補が要求している公開討論会も開かれるかどうか不明のままだ。
「自民党総裁選なんだから場外は黙っていてほしい」なんて言い分は通用しないと思う。
なぜなら自民党総裁はそのまま日本政府の代表者になるのだから。
それにもし今回の総裁選を思い通りに押し切ったとしても来年は地方選、参院選が待っている。
ここでは当然いわゆる民意が色濃く表れるだろう。
自民党の党内論理だけで来年度以降も政権を継続できる保証はどこにもない。
それにしても首相自身がまだ出馬表明を行っていないのに5派閥連合の選対本部が動き出した。
選対本部のコア・メンバーは究極の忖度集団だねぇ。(笑)