グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

イートインコーナーは休憩施設か

2018年10月04日 | 日記
来秋の消費税増税についてコンビニ業界は種類を除く全商品を低減税率適用で調整を進める方針だという。
そこで問題になるのはイートインコーナーで飲食する分の取り扱いである。
もし外食施設と見做せば外食産業と同様に低減税率は適用されない。
かといってレジで支払いの際にイートインコーナーで飲食する分が含まれるか否かを個別に確認するのはかなり煩雑な作業になる。
というわけで全商品低減税率適用のため編み出した方策はイートインコーナーはあくまで休憩施設であり飲食は禁止するという解釈だ。
そのためにイートインコーナーは「飲食禁止」が明示されることになるようだがこれではせっかくのイートインコーナーが生きてこない。
買ったものがすぐその場で食べられるというのがイートインコーナーの真骨頂である。
いくら黙認されるといっても「飲食禁止」の張り紙のもとで飲食するなど余程の強心臓の持ち主でなければ行動できない。
これではせっかく増加傾向にあるコンビニのイートインコーナー併設化に急ブレーキがかかるのではないか。
軽減税率の前に消費者の利便性が吹き飛んでしまったような感じを持つのは筆者だけだろうか。
それにコンビニ販売高が全て低減税率適用とは思わなかった。
この分だけは増税延期と同じなんだねぇ。