グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

マイナンバーカードの正念場に思う

2019年02月14日 | 日記
2月1日の当欄でマイナンバーカードの将来性についていささか危惧していたところだが政府は巻き返し策を準備していた。
マイナンバーカードで健康保険証の代用を可能させようというものだ。
健康保険証であれば国民全体が保有しているし生活していくうえで必要不可欠なものだから利便性を感じる利用者は多いだろう。
政府は利用サービスの本命と目されていた税務対応で苦戦しているがその代わりに医療健康関係で反転攻勢に出た感じである。(笑)
病院やクリニックでのカードリーダー設置など課題は残っているがこれは大した問題にはならないだろう。
カギは利用者側にどれだけベネフィットをアピールできるかだ。
機微な個人情報の流失リスクを補って余りあるベネフィットが利用者に認識されれば瞬く間にマイナンバーカード普及率(直近で約12%しかないが)は急上昇するだろう。
もしここで失敗すればマイナンバーカードの離陸はしばらく難しいかもしれない。
いずれにせよマイナンバーカードはデジタル社会のキー・プレーヤーなのだから何が何でも育成しなくてはならないのだが・・・。