グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

米大統領の殺害指令に思う

2020年01月05日 | 国際政治
イラン防衛隊の幹部が米国の空爆により落命したがこれが米大統領の明確な殺害指令によるものと聞いて聊か驚いた。
たしかに米大使館襲撃などの罪状の疑いがあるにせよIS(イスラム国)ビン・ラディン指導者の時のような世界各国からの理解は得られそうもない。
いくら米大統領が「戦争を行う意思はない」と言ってもそんな道理が通るはずがない。
当然ながらイランはいくつかの報復措置実行を明らかにしている。
ここまでくれば間違いなく報復合戦が待っているだけである。
やれやれ・・・、嘆息あるのみだ。
いつのころだったか、米国が世界の警察官であることを放棄した。
そのころから途端に世界はおかしくなってきたように思う。
「重し」がなくなったどころか、米国自身がある種の犯罪に手を染めるようになった。
我が国の首相が中東訪問に意欲を示しているようだが仲裁者の大役を果たせるかどうか・・・、もし米・イラン両国を平穏に落ち着かせることが出来ればその外交手腕はまさに称賛に値する。
ノーベル平和賞受賞も間違いないだろう・・・、まぁそんなことはどうでもいいことだが。(笑)