グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

米国・イラン間の奇妙な平穏に思う

2020年01月10日 | 国際政治
米国のイラン革命防衛隊幹部殺害事件が発生した際には誰もが相当の報復合戦を予想、中には第3次世界大戦にすら言及したメディアもあったようだがここにきて何故か平穏状態が続いている。
平穏状態はそれはそれでいいのだが本当にこれで済むのか気になってしまう。
イランのナンバー2だか、ナンバー3が狙い撃ちされそのお返しが米軍基地とはいえ無人の航空機格納庫のミサイル爆破ではいささかバランスを欠く。
しかも米国側には事前通告があったということのようだから米国側の被害は軽微なものだった。
これでイラン側のあの怒涛のような国民感情を鎮められるのか、・・・大丈夫かねぇ?
米国側も軍事的反撃は見送るようなそぶりだが双方とも結構大人の対応だねぇ。(笑)
イラン関連施設52か所だの攻撃目標300か所なんて数字はどこかに行ってしまった。
このまま収まればこれはこれで結構なのだが米国側は依然「経済制裁」は続行するとしている。
ということはまだまだ予断を許さないということだ。
ところで我が国の首相は予定通り明日から中東歴訪を決行するようだ。
状勢が許せばイランにも行って仲裁活動を展開したらどうだろう。