グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

台湾総統選における現職の圧勝に思う

2020年01月12日 | 国際政治
昨日行われた台湾総統選で対中強硬路線を掲げる現職候補が過去最多の得票で再選された。
これは好感囁かれているように香港での一連の騒動が影響したことは否めないと思う。
中国外交部は「絶対に独立は認めない」と強気の姿勢を崩していないが未だに香港の情勢が収まっていないので心中は穏やかではないだろう。
聞くところによると中国本土から台湾への観光客は激減しているとのことだ。
いうまでもなくビザ発給を制限して台湾経済を干上がらせる目論みのようだが果たしてこんな作戦で人心をコントロールできるのか、・・・?
中国の人権問題は世界中が注目してみている。
国家権力を背景にした力づくの民衆の弾圧は今や限界に達している。
中国は世界を相手にして「分断」を深めるか、あるいは多少でも譲歩し「融和」を目指すのか、分岐点に立たされているように思う。