コロナワクチンの接種を巡って各地でいろんな騒動が起きているが自治体関係者の優先接種事案もその一つだ。
薄々こんな事態も予想していたががまさかこれほど多くの自治体で明るみになるなどは思っても見なかった。
ワクチン接種の会場では医師、看護師のほかにも多数の職員も必要になるだろうから広く解釈すれば彼らも医療関係者ということになる。
となれば彼らもワクチン優先接種対象もみなすことも可能だろう。
むろん首長が現場に詰めてたとえ時折であっても陣頭指揮を行うということであれば辛うじて医療関係者ということになる。(笑)
住民がこのようなロジックを納得するか否か、これは偏に普段からの首長の執務態度やコミュニケーション力によるのではないか。
ただ手続き論で言えばちょっと杜撰であった点は否めない。
「首長は医療関係者」というのも後付けの感が拭えない。
結局は自重した方がよかったということになるのだろう。