安保法案が怒号と混乱の中で参院特別委を通過した。
野党の委員長不信任動議で与党が描いたシナリオよりかなりズレ込んだが最後は何が何だか分からないうちに散会となってしまった。
野党のヒイキをするわけではないがあのような混乱の中でキチンと採決がなされたのか甚だ疑問だ。
委員長が賛成者の起立を求めた声も全く聞こえなかった。
与野党議員に取り囲まれた委員長が自ら起立者数を確認することもできたのだろうか。
それに速記者は正確に議事内容を聞き取れたのだろうか。
全く理解できないことが多すぎる。
これで採決がなされたとするのであればこれは何とかしなければいけない。
多くの野党関係者は「憤懣やるかたなし」だったがたった一つだけ救いがあった。
それは一部始終がNHKによりテレビ放送されたことだ。
委員長の不信任動議に関わる賛否意見陳述は明らかに野党が勝利した、残念ながら採決結果は与野党委員数の差により否決となったのだが・・・。
国会中継など朝刊のテレビ番組表にはなかったのだがNHKもヤル時はヤルねぇ。(笑)