外務省が在外公館を通じて中小企業の海外進出支援を強化する。
たとえ大企業であっても独力で海外事業プロジェクトの推進は難題なのだから人材やノウハウ、資金力に乏しい中小企業にとってはなおさらハードルが高い。
せいぜい海外進出した親会社にくっついていくのがやっとだった。
ところが日本市場はシュリンクするし親会社もドライになってきた。
難易はさておき中小企業でも海外市場なくしてはサバイバルは難しくなってきた。
そんな時に現地に根を張る在外公館が腰を上げた事は海外進出を目論む中小企業にとって大きな朗報だ。
パートナーとなるJETROはその昔我が国の輸出拡大に力を発揮したが貿易不均衡が叫ばれるようになってからは一転して輸入促進に力を注ぐようになった。
そして再び(今度は特に中小企業の)アウトバウンドが大きなミッションになった訳だ。
在外公館、JETRO、そして地域金融機関、・・・、このネットワークは中小企業の海外ビジネス推進に頼もしい助っ人だ。