グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

大阪府警・富田林署の大失態に思う

2018年08月17日 | 日記
大阪府警・富田林署から逃走した被留置犯の行方がいまだに掴めない。
どうやら自転車やバイクを乗り継ぎながら引ったくりを重ね大阪市内に潜入したところまで何とか追跡されているようだがさらなる行方は杳として知れない。
既に逃走して4日目とか・・・、大阪府警は威信を賭けて捜索中だがもしかして犯人はもう大阪府から他府県に脱出しているのかもしれない。
はてさて、富田林署は(とんだ)大失態を犯してしまったものだ。
接見者用出入り口のブザー音が消されていたとはどういうことか、しかも大阪府警管下で富田林署だけがそうだったというのはあまりにも出来過ぎた話ではないか。
接見した弁護士は弁護士で接見を終えてそのまま黙って退出してしまった。
そして署の関係者は接見終了後1時間半以上その事実に気が付かなかった。
やれやれ、これはもう怠慢というほかないだろう。
そしてその代償はあまりに大きい。
こんな時お隣の中国ではいとも簡単に逃走者を捕捉するかもしれない。
国内に網のように張られた監視カメラと本人特定を行うシステムが瞬時のうちに当該本人を見つけ出す。
「恐るべし、中国」なのである。


徳島・阿波踊りのドタバタ劇に思う

2018年08月16日 | 日記
徳島・阿波踊りがその運営方法を巡って揺れている。
阿波踊りのハイライトである「総踊り」を続けるか否かで徳島市と阿波踊り振興協会側で意見が分かれ今年は振興協会側が市側の制止を振り切って例年とは別の会場で強行したとのことだ。
双方の言い分はあるだろうが発端は観光協会の累積赤字だということだ。
ならばその赤字縮小策について関係者がもっと膝を突き合わせて協議すべきでなかったか。
これは私見だがあの「総踊り」はなかなかの迫力だ。
それを分散させてしまうと結局コアのない、どこにでもある盆踊りになってしまって反って集客力を失ってしまうような気がする。
知恵を出せばあの「総踊り」と採算性を両立させる道筋は見つかるはずだと思うのだが・・・。
振興協会の理事長によれば今回の「総踊り」中止方針は徳島市側からの突然の申し入れだったと言明していた。
いずれにしても阿波踊りは日本を代表する市民参加イベントでインバウンド・コンテンツでもある。
何とか総踊り存続の方向で徳島市、阿波踊り振興協会が歩み寄ってもらいたいものである。
繰り返すが「総踊り」と採算性は必ず両立できる。

サマータイム導入論議の高まりに思う

2018年08月14日 | 日記
このところサマータイムの導入是非を巡る議論が喧しい。
欧米などではすでに導入済のところが多いが我が国は何故かサマータイムに縁遠いというか、消極的な存在だった。
このところ降ってわいたような導入是非論は2020年東京オリンピックの暑さ対策と無縁ではない。
ただ恒久措置ではなく時限措置として考えられているとすればそれは止めたほうがいいように思う。
必要であれば当該の組織や機関などが独自に自らの責任でタイム・シフトを行えばいいことで何も国全体の時計を操作することはなかろう。
オリンピックの競技開始時間もそうだし、交通機関の運行時間もそうだ。
さらにいえば昨今サマータイム先進国であるEUなどで廃止論すら台頭しつつあることも厳粛に受け止めたほうがいい。
噂されているように健康にも悪影響があるとしたら無理して導入することもない。
時間管理は個別の企業や個人それぞれに任せたらいい。
何事も自主性、自己責任が一番でお仕着せは無用である。
わざわざ世論調査をするまでもないと思うのだが如何だろう。



自民党総裁選のスタートに思う

2018年08月13日 | 日記
昨日何気なくテレビを見ていたら自民党・石破元幹事長がテレビ番組のはしご出演状態だった。
「あぁ、自民党総裁選がいよいよ始まったんだなぁ」とあらためて感じたものだった。
ただこれは単に表向きの話であって水面下ではもう終わっているという説が世の中を支配している。
しかももう一方の主役である首相(正式出馬表明なこれからなのだが・・・)が3選確実だということだ。
論戦もやっていないのに党内5派閥がすでに支持を表明しているなんて何処かおかしい。(笑)
しかも世論調査結果とは結構乖離があるのである。
「自民党をぶっ壊す」と意気込んで小泉純一郎氏が総裁選に勝利しその時点で「派閥」もぶっ壊したハズなのだがあれは一体何だったのか?
もっとも派閥なんて「3人集まればその瞬間に生まれる」というからグループ化そのものはいいのだが問題は「派閥推薦順送り制度」に象徴される論功行賞や情実人事の跋扈だ。
無論任命権者はハナから否定するのだが結果が何よりも雄弁に物語るのである。(笑)
本心で言っているのは憲法改正案の国会提出なのだがこれは逆に実現が難しそうだ。

猛暑は経済にプラス? マイナス?

2018年08月12日 | 日記
長い間「暑い夏、寒い冬は経済活動にプラス」と言われてきた。
ともに新たな特需に繋がるからだろう。
ところがそれも度を越すとそうでもないらしい。
今年のような40℃を連発するような暑さは反って経済を押し下げてしまうようである。(笑)
これだけ暑いと人々はまずあまり出歩くことがなくなる。
消費活動は消費者の行動があってこそ、なのだ。
また急に需要が増えても供給サイドで追いつかないということもある。
いくら暑いからといってエアコンを注文しても設置業者の手が足らないようである。
消費者の選択も変わってくる。
あまり暑いとアイスクリームは売れなくなり代わりにかき氷が売れるようになるのは有名な話である。
食品全般にわたり様々なインパクトが出ているようである。
「暑い夏、寒い冬は経済にプラス」はもう死語になるのかもしれない。(笑)
何事も「過ぎたるは及ばざるが如し」である。


日本ボクシング連盟の迷走に思う

2018年08月10日 | 日記
日本ボクシング連盟のその後の迷走ぶりは目に余に余る。
一時は「終身会長」を名乗っていた前会長は自ら会長職の辞任を報道陣の前で言明したがその真意は意味不明のままである。
後継者と目される副会長も引き続き記者会見を行っていたが残念ながらその後の連盟の姿はやはり不明のままである。
これでは告発者グループの怒りと不安は増すばかりである。
第三者による調査委員会も果たしてうまく機能するのか・・・・、極めて疑問である。
全く情けないやら、腹立たしいやら・・・。
現況を鑑みるに連盟の当事者任せにしておけばいつ解決するのか分からない状態といっていいのではないか。
第三者委員会のスケジュールはそれとして文科省やスポーツ庁が腰を上げる時だろう。
この騒動で一番迷惑を被っているのは一般のアマチュア・ボクシング選手諸君なのだから彼らの権利保護のため一刻も早く事態を終息させたいと思うばかりだ。



五輪組織委の(企業に対する)BCP作成働きかけに思う

2018年08月08日 | 日記
五輪組織委が企業などに対し東京五輪開催時のBCP(事業継続計画)作成を働きかけると聞いていささか驚いた。
というのもBCPというのは災害など予期できない事態に対し事業継続が可能となるようあらかじめ備えておくプランだと理解していたからだ。
たしかに五輪開催時には各種交通機関や道路事情の混雑、物資の一時的なショートなどが起こりうるため企業、自治体などに何らかの協力要請は必要だと思うがそれがBCPなど言う大袈裟なものになるのか・・・。(苦笑)
もしそうであれば五輪組織委はBCP作成のための前提条件というか、与件というか、何らかの作成の手がかりを提示する必要があるだろう。
どの路線、どのルートがどの時間帯でどの程度渋滞するのか、・・・等々。
さらにあまり厳しい対応を求めるようになれば果たして五輪誘致はよかったのか、ということにもなるだろう。(笑)
ただ考えようによってはこの度のBCP作成要請は企業にとっても自治体にとっても本当の災害対応に役立つかもしれない。
何事も「備えあれば憂いなし」だからねぇ・・・。

間近に迫った自民党総裁選に思う

2018年08月06日 | 日記
日本の次代のリーダー自民党総裁選がいよいよ来月に迫った。
候補者が正式に名乗り出たわけではないが巷間伝えられるところによれば現首相と石破元地方創生相の一騎打ちの様相は間違いなかろう。
普通に考えれば現首相が有利だろうがいくつかの世論調査によれば石破氏への期待あるいは支持が首相のそれを上回っている。
さらに6年前の総裁選では地方票で石破氏が勝っているだけに首相サイドは気が気でないかもしれない。
国会議員票でいくら勝利しても地方票で負けるようなことがあれば首相のメンツは丸つぶれだからねぇ・・・。
ゆえに首相はこのところ東京にいても地方に行っても地方票の掘り起こしに余念がない。
それにつけても自民党は自民党党内情勢と世論とのギャップをもっと重く受け止めるべきだろう。
自身の選挙対策だけで総裁を選ぶとしたらいつかしっぺ返しが待っているのではないか。
どう考えても今の政権は驕りと傲慢が目に付く。
そろそろ転換期が近づいていると見たほうがよさそうだ。




中日ドラゴンズ監督の「連勝は長くできない」コメントに思う(その2)

2018年08月05日 | 日記
中日・巨人戦の今カードは結局中日先勝の後巨人の連勝で残念ながら中日は地元で負け越しに終わった。
昨日のこのブログでも触れたが中日・森監督の「連勝は長くできない」との初戦直後のコメントは今だに重くのしかかっている。
仮に監督が「残り2戦も徹底的に勝ちに行く」と言っていれば2選の内どちらかで勝利を得たかといえばそんな保証はない。
しかしあの時点で「連勝は長く続かない(もの)」と言ってしまえば選手の中に多少の緩みが出てくるとは言えないだろうか。
中日ドラゴンズのメンバーは監督から選手個人に至るまで最後の一戦、最後の一球まで闘志を切らせずベストを尽くしてほしい。
そういう姿勢が来シーズンに繋がっていくはずである。
それにもう空席の目立つスタジアムなど見たくない。
ほかのスタジアムはスタンドの増設工事を行っているというのに・・・。


中日ドラゴンズ監督の「連勝は長くできない」コメントに思う

2018年08月04日 | 日記
中日ドラゴンズ森監督が昨日の対巨人3連戦の初戦を制した後「連勝は長くできないと思う。(今カードは)まだ2試合残っているし」とコメントしていた。
コメントの真意は「初戦の勝利に浮かれることなく明日からも気を引き締めてやっていく」ということだろうがコメントの前段がいささか気になった。
連勝することの難しさは誰でも知っていることだがそれでも軍団の将としてはあくまで全勝、百歩譲っても優勝に相応しい勝利数を目指すべきだと思う。
チーム成績がリーグの最下位近くにあって多少の遠慮があってのコメントかもしれないがだからこそ勝利への執念を見せてほしい。
中日ドラゴンズは昨シーズンの戦力から大きな補強なくして今シーズンに突入してしまった。
監督は球団側に相当の補強策を要請したと伝えられているが結局さしたる補強は実現せずチーム成績も昨年と変わらず最下位辺りで低迷している。
今日の第2戦は惜敗に終わったがそれより残念だったのは本拠地ナゴヤドームで信じられないほどの空席があったことだ。
それもビジター・ファン・エリアではなくドラゴンズ・ファン・エリアで・・・。
やっぱり野球も勝たないと観客動員に直結するのだ。
「面白くない」と評判がよくなかった落合監督時代がいま何故か恋しく感じるのである。
中日ドラゴンズよ、勝利に対してもっとハングリーであれ!