私立校・中高一貫校生専門アルファ
私立校・中高一貫校生専門アルファのブログ。講習のお知らせや日頃の勉強について、基本的に毎日書いています。







※私立校・中高一貫校生
 成績が落ちる指標
 ~数学・英語編~ですが、
 全般編を読んだ上で、
 話を進めさせて頂きます。


成績において、最も勘違いされやすいのが、
この数学と英語でしょう。


親御さんの中でも、この数学と英語に関しては、
『テストの点数』で、できるできない、
成績が上がる下がると“勘違い”されていると
思います。


受験のようなテスト、一回一発で、
『実力』を示せば、“評価”されると
思われてしまっていませんか。


ですが、昨今は、『学校での成績』に関しては、
むしろ『平常点』が、問題になってきています。


テストの点数が取れていないのは、
昔からそれほど変りありません。


『平均点』もそこまで大きく変わっていないでしょう。


むしろ徐々に上がってきているように思われます。


しかし、異常なまでに『成績』を落とす方が
増えてきています。


学校の先生側の考慮によって、
『平常点』の底上げをして、
定期テストの点数“だけ”でなく、
評価してくれるようになったにも関わらず。


極端な話、平常点が取れていれば、
赤点でも成績をくれる、『1』や
『不合格』にまでは“しない”と
なっているにも関わらず、
自ら、その『1』や『不合格』に
してくれと言わんばかりの平常点、
つまり宿題の未提出や授業中の態度を
取っているのでしょう。


こうなると、成績を上げることは
不可能となります。


具体的なデータを取っているわけでは
ありませんが、おそらく、
この数学と英語に関しては、
『平常点』が取れている方が、
そのままテストでも点数を取れており、
それも高得点を取っていて、
上位の成績を修めていることでしょう。


逆に、『平常点』“すら”取れていない方は、
テストでは当然のように点数が取れず、
もう救いようがないくらいの、
成績点となってしまっていると思います。


こうなると、『平常点』“すら”取れない、
いえ、『取らない』方は、テストで点数を取る
ことなど夢のまた夢の話で、仮にテストで、
数点・十数点上がったところで、『成績』は
決して上がることはないでしょう。


親御さんは、テストの結果だけを
見られることが多いですが、
この平常点をどうするのかを、
お子さんと本気で話し合わない限り、
『成績』は上がることはないです。


特に、テストの点数(のみ)で評価されている
と勘違いされやすいこの数学と英語は、
成績のつけ方を知っていれば、
わかることだとは思いますが、
『平常点』がどれくらい取れていないと、
テストでどれ程の点数を“取らなければ”
ならないのか、それを知らずに、
『ただ』頑張ると言われることが多いです。


次は●●点を取るように頑張る。


数学と英語に関しては、
『毎学期、毎回、毎テストごと』
全く根拠のない目標・指標を
言われることが多いでしょう。


まず、見直すべきところ、そして、
取るべきところは、『テストの点数』では
ありません。


それは、自分の力や頑張るで、
『“必ず”どうにかなる』ものではありません。


真っ先に見直すべきは、取るべきは、
『平常点』です。


このことを理解していない方、
これは親御さんも含めて、
勘違いされている限り、
通っている学校において、
数学と英語の『成績』が
上がることはないといっても、
過言ではないでしょう。


もっとも、成績のつけ方を本当に熟知しており、
『平常点』などという面倒なものを取らずとも、
定期テストで、90点以上の高得点を取り続け、
『3』や『合格点』はもらえる、
もらえているというのであれば、話は別ですが。


失礼ながら、この数学と英語に関して、
成績を取れていない方、そして親御さんも含めて、
学校、先生が説明している『成績』のつけ方を
知らない、わからない、理解していない方が
多いと思いますが、いかがでしょうか。


学校の先生は、『テストで点数』を取りましょう、
それで全て解決です、『成績』が上がります、
取れます、保てます、などと言っています
でしょうか。


むしろ、“そんなこと”よりも、
授業中“寝ないで”よく聞いて、
ノートをとって、宿題をしっかり出して、
テスト“でも”点数が取れるように、
頑張りましょうと、言われることが
多いと思います。


その説明の前半部分を、
無視することが多いです、
これは親御さんも含めて。


そうしている限り、
『成績』は上がりません。


全般編でも書きましたが、こうした意識を
持っている限り、テストの点数のジレンマも
そうですが、頑張っている割には、
『成績』が上がらないジレンマも加わっていき、
どんどん『記録』されていく『成績』が、
今度は『進級・進学』の不安を掻きたてて
いくことになります。


特に、その記録されていく『成績』で
進級・進学が決まる私立校・中高一貫校では。


この数学と英語の『成績』は
顕著にその傾向が出ることでしょう。


中学時代までは、見え隠れする程度
かもしれませんが、高校以降は、
一気に断罪されることになります。


この数学と英語に関しては、面談時に
教科の先生から直接話があれば、もうその時に、
あるいは、話が無い場合でも、
成績『1』『不合格』を付けられたその時に、
成績が落ちる指標というよりも、
『落ち“続ける”指標』となります。



具体的な勉強の続きは・・・

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先週のテストが続々と返却されてきていると思います。


点数そのもので一喜一憂しているかもしれませんが、
その点数と中間テストの点数との平均点、『プラス』平常点がついて、
あるいは『減点』されて、成績が決まるということを忘れないで下さい。


ギリギリ赤点をクリアした、合格点を取ったと思っても、
それは『今回の期末テスト』“だけ”の話で、中間テストの借金を返せていない、
平常点が取れていないでは、『成績』は取れません。


生徒の皆さんからすれば『頑張った』結果を認めてもらえないかのように
思われるかもしれませんが、残念ながら、学生時代は、特に学校内での評価は、
『頑張り“続ける”』ことが、評価の対象となります。


一回の頑張りだけ認めて、それで全てを許せというのであれば、
どうぞ、受験でそれを示して下さい。


私立校・中高一貫校生の中には、こういった一回の頑張りで、全て許せ、全て許されると、
勘違い・思い違いをする方は少なからずいます。


平常点、そんなもの、テストができない、点数が取れない人間が保険で取るもので、
テストの点数さえ良ければ、そんなの評価に関係ないはずだ。


これもまた、人の話を聞かない方がそう思われるようですが、学校・先生はきちんと、
4月の時点で、成績、つまり結果をどう評価するのか、そして進級・進学するには、
その『記録』される評価で、どう判断されるのかを、説明しています。


それを無視した言動、態度、姿勢を取る方から、徐々に、
進級・進学できないことが決定していきます。


昔はそれでも、そういった実力を示せば、他のことなど関係ないだろうと、
徹底して考えて、最終的に受験で他校、それも通っている学校よりも上位校へと進学される方が
おりました。


しかし、昨今、そういった方は皆無となり、むしろ、実力も示せず、その学年で、
修めるべき知識を大きく抜け落として、塾や家庭教師、予備校などに通っても、
通っている学校よりも下位の学校へと進学することになってしまうことが増えてきました。


これがこの日記でもよく書く『私立校・中高一貫校の悲劇』です。


せっかく通った学校で、ギリギリまで進級・進学できるできないのせめぎ合いをして、
言い方が悪いですが、『飼い殺し』にされて、高い授業料と青春時代の貴重な時間を費やして、
受験まで、2・3ヶ月前、本当にひどいと、1・2ヶ月前になって、進級・進学できないことが
決定し、どうするか決めるように追い込まれることになる。


これは親御さんにとっても悲劇であり、最も避けたいことでしょうが、
そうなる傾向が増えてきているのも事実です。


様々な要因があると思いますが、一番大きな原因となってしまっているのが、
『文武両道』の推し進めによる、部活動が問題になっていると思います。


今は単純に、部活動が生徒の時間と体力を奪って、その反動からか、
家に帰って勉強・宿題ができない、授業中は寝る、ふざける、遊ぶとなって、
平常点を落すのはもちろんのこと、知識そのものも抜け落としてしまい、
テストで点数が取れず、成績が取れない。


それでも、『武』を頑張っているのだからと、学校・先生はもちろんのこと、
親御さんも、『応援』に徹して、『いつか』わかってくれる、『いつか』文もやってくれると、
願い続けてしまう。


そのこと自体は非常に素晴らしい教育のあり方だと思いますが、
明確な『進級・進学要綱』がある私立校・中高一貫校において、
さらに、年3回の成績、5~6回の定期テスト、進学するまで、
約2年間と数ヶ月、8回の成績、14~15回の定期テストにおいて、
その『いつか』を待ち続けるのは困難なことになります。


成績、定期テストは、『記録』され、積み重なっていくわけですから、
ある時点を越えると、残り全ての成績を『5』を取っても、
百点満点を取っても、進級・進学するのに、成績が、点数が足りないと
なることになります。


つまり、進級・進学要綱がある絶対評価の私立校・中高一貫校は、
『いつまでも』待ってくれるわけではないということを肝に銘じておかないと、
ある日突然、呼び出されて、ここまで待ってあげたのに、できなかったね、さようなら、
ということになります。


これは親御さんにとっても寝耳に水でしょうが、その予感は、前兆はわかっていたことでしょう。


それでも、やらなかったのは、やらせなかったのは、生徒本人、ご家庭だからと、
厳しい『自己責任』を取らされるのが、現状です。


文武両道を推し進め、部活動に縛り付けた学校・先生に、一切の非がないかというのも、
論議になるところだとは思いますが、その部活動をする・しない、続ける・休部するの判断を
したのも、生徒本人、ご家庭となりますと、何ともいえなくなります。


話が脱線しましたが、返却されたテストで一喜一憂しているところ、水を指すようなことを
言わさせて頂きます。


仮に、今回、『ちょっと』良い点を取ったところで、中間テストの結果が全く関係なく、
普段の授業中の態度、平常点が考慮されずに、『成績』がつけられるわけではありません。


前回よりは良かったから、その『努力』を、『そこだけ・それだけ』を評価してもらって、
成績は大丈夫だろうということはないと思って下さい。


その程度で、あまり浮かれていると、面談の時、成績を渡された時になって、
青ざめることになります。


逆に、今回『ちょっと』悪かった、結果が振るわなかったという方も、大丈夫です。


今回の結果“だけ”で成績はつくことは決してありません。


先生はきちんと、中間テストのことも、普段の努力も、見ていて、『記録』してくれています。


今回は、ちょっと調子が出なかった、実力が出せなかったとなっても、
普段頑張っている人を、学校が、先生が、見捨てるようなことをすることは
決してありません、安心して下さい。


テストの結果そのものは、終わってしまえば、その程度のものですが、
今学期『記録』された成績は、今学年の『成績』に直結し、そして、
最終的に、進級・進学要綱に、その先の進路の選択に必ず関わります。


テストの結果で一喜一憂するのではなく、結果として記録され、
進級・進学に大きく関わる『成績』に注意を払い、夏休み、二学期を迎えられるように
しておくことをオススメします。



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