私立校・中高一貫校生専門アルファ
私立校・中高一貫校生専門アルファのブログ。講習のお知らせや日頃の勉強について、基本的に毎日書いています。







※私立校・中高一貫校生
 成績が落ちる指標
 ~国語編~ですが、
 全般編を読んだ上で、
 話を進めさせて頂きます。


絶対評価の私立校・中高一貫校において、
まず、成績面のことを考えないのが
この国語でしょう。


なぜなら、そこまで本気に考えなくても、
『3』『合格』は取れる、
よほどの事が無い限り、
『1』や『不合格』など
取ることがないから。


少し駄洒落を言わせてもらえば、
この国語に関しては、絶対評価ではなく、
“接待”評価となっていることが多いです。


平常点に関して、『出席』さえしていれば、
授業中寝ていようが、起きていようが、
ふざけていようが、遊んでいようが、
温情ある・人情味溢れる先生が多い
国語の場合、許されることが多いです。


ノートや課題提出に関しても、
『出し』さえすればいいということで、
友達のノートや課題を丸写ししても、
点数としてくれる。


そして、テスト前にそのノートを
丸写しすることで、テスト勉強にもなって、
最低でも30~40点の点数を取るので、
まぁまぁ赤点かもしれませんが、
上記の授業への『出席』、ノート・課題の
『提出』による平常点が“加算”され、
成績は『2』以上、『合格』となる。


いかがでしょうか、自分が、もしくは
友人が事実としてそうなっていませんか。


ですから少し皮肉を込めて、
“接待”評価と書かせて頂きました。


この接待評価である国語において、
『1』や『不合格』を取るということは、
国語だけに限らず、おそらく主要科目の
ほとんどが、『1』や『不合格』となっている、
あるいはなりかけている(オール『2』や
複数教科『不合格』になっている)と思います。


ですから、この国語の成績において、
『1』や『不合格』を取るということは、
“他の教科”の成績が落ちる指標となると思います。


接待評価である国語ですら、
その体たらくなのですから、
他教科においても、
目が当てられない
状況・状態になっていませんか。


温情ある、人情味ある国語の先生を
そこまで怒らせるとなると、
学校生活、授業中の態度・姿勢が、
容易に想像できます。


壮大に書かせて頂きましたが、
逆に言えば、国語の成績の場合、
『1』や『不合格』を“取らない”限り、
何の問題もないとも言えます。


ただ一点ほど関わってくることが、
成績『2』や『合格』ギリギリを取り続けて、
実は国語においても『進級・進学要綱』が
別途条件があったりして、その条件に
引っかかってしまうことです。


そのことだけには、気を配らなければ
なりませんので気をつけて下さい。


また、今まで成績『5』や『優』『A・S』
といった成績を取っていた方が、
『3・4』、『良』『B・C』
といった成績に『下がった』場合も、
単元、特に文法や古典・漢文・詩などによって、
単純にテストの点数が、
下がっただけのことだと思います。


そのことで心を乱すことなく、
『次は頑張る、気をつける』
という気持ちで問題ないと思います。


もちろん、推薦や特待を狙っている方にとっては、
その『3・4』、『良』『B・C』を取ったことで、
影響があるように思われるかもしれませんが、
他の勉強法の提案でも書いてあるように、
国語の勉強に関しては、時間対効果が
あまり出にくいので、他の教科で、
『3・4』、『良』『B・C』を
取っていないのであれば、十分カバーできる
範囲だと思いますので、そこまで
気に病むことはありません。


むしろ、気にしすぎて、他の教科の勉強に
影響が出るほうが、問題になります。


国語の成績に関しては、寛大に、そして、
余裕をもって構えているので、
問題ないです。


大半の方が、この状況・状態のどれかだと思いますが、
『1』や『不合格』を取った方だけが、
『大問題』となりますので、親御さんも、
注意が必要です。


冒頭から書いておりますが、
国語の成績は接待評価です。


そういった評価にも関わらず、
『1』や『不合格』を取るということは、
学校生活、授業中の態度・姿勢の乱れが
大いに関係してくると思います。


失礼ながら、これは、
『ご家庭のしつけ』の範疇ですので、
ご家庭内での話し合いに折合いが
つかなければ、進級・進学は
絶望的になります。


前述しましたが、国語において、
『1』や『不合格』を取るということは、
国語だけに限らず、おそらく主要科目の
ほとんどが、『1』や『不合格』となっている、
あるいはなりかけている(オール『2』や
複数教科『不合格』になっている)と思います。


そのことを踏まえると、もう、通っている
学校での修学は難しくなっていくことでしょう。


早いければ、2年次の段階で、
進学不可の断罪が下される、
義務教育でなくなる高校では、
1年次から進級の合否の判断が
されることになります。


よほどのことがない限り、国語の成績で
『1』や『不合格』を取るということは、
ありえないことだとはおもいますが、
取った場合は、『よほどのこと』として、
『ありえないことが起きた』こととして、
問題視するようにして下さい。



具体的な勉強の続きは・・・

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今週、成績不振の方は面談で呼び出されると思います。


ですが、嫌味のように書きますが、この一学期の時点では、
“まだ”無限の可能性と未来・将来ある状況・状態ですので、
進級・進学のことはさほど触れられないことでしょう。


極端に言えば、仮に全教科0点、成績オール『1』をとっても、
学校・先生は、『このままでは進級・進学できない“かもしれません”』、
『二学期から頑張りましょう』程度の言われようでしょう。


これは事実として、残り3~4回のテストを百点満点を取り“続け”、
残り2回の成績も『5』を取るというのであれば、
可能性が、未来・将来が『無い』わけではありません。


ですから、学校・先生が、無限の可能性と未来・将来ある生徒に対して、
否定的なこと、言葉による体罰・パワハラのようなことを言いません、
いえ、昨今の風潮として、『言えません』。


なので、この一学期の面談においては、そこまで追い詰めるようなこと、
悲観的にさせてしまうことを、学校・先生は、決して言いません。


それが、昨今の教育のあり方であり、社会が世間が、
そして親御さん、お子さんが望んだものとして、学校・先生は、
そのように対応・対処してきます。


進級・進学に何の権限もない、第三者の私は、
『普通』は起こり得ないような『戯言』を言っているだけですから、
そこまで影響されることもないでしょう。


しかし、学校・先生は上記したように、体罰・パワハラ扱いされてしまいますので、
この時点で、『進級・進学できないであろう』生徒、ご家庭は、『腫れ物』を扱うかのように、
慎重に、懇切丁寧に、対応・対処してもらえるでしょう。


個人的な意見ではありますが、この時点で、その生徒は、そのご家庭は、
失礼な書き方をさせて頂きますと、『お客さん』であって、
指導すべき生徒でも、共に協力して教育していこうという親御さんではなくなるように思えます。


あとは進級・進学できないことが決まるまで『飼い殺し』する形になります。


こんなひどい書き方をさせて頂いたのは、そう思って悲観的になって欲しいからではなく、
この一学期の面談時に、『何も言われなかった』『そこまで言われなかった』ことを、
“楽観的”に考えないで欲しいからです。


失礼ながら、下位の成績を取った方、ご家庭も含めて、
二学期になったら『ちょっと』頑張れば良い程度に考えがちです。


そのため、冒頭に書いたような『極端』なこと“ほど”ではないので、
進級・進学要綱なども確認せず、『まぁ、何とかなるでしょう』とタカをくくります。


もう少し『記録されている』こと、そしてその『積み重ね』によって進級・進学が決まること、
さらに、『次にどれだけ挽回しなくてはならない』かということを真剣に考えないと、
二学期も停滞、あるいは降下していくことになります。


こう書くと、皆さん『真剣』に考えているといわれることがありますが、
では具体的に『どこまで』考えられていますでしょうか。


生活面ではわかりやすいです。


部活動・趣味はどうされますか。
この一学期で『文武両道』ができないことが証明されてしまいましたが、
そのことについては無視ですか、あるいは、また『どちらも頑張る』だけの『理想論』で、
なぁなぁにして、続けますか。


宿題や勉強する時間はどうするのですか。
毎日●時間やるといって、それはいつから、どの時間に、何をやるのか。
できなかったらどうするのか。


授業中はどうしますか。
部活動で疲れていたり、趣味で夜更かししたりで、寝てしまうのはどうしますか。
二学期からは寝ないといえるのはなぜですか、根性論ですか。


こう書かれると実に嫌味にみえますが、絶対評価の私立校・中高一貫校において、
学校から渡された『成績』は、無言でそう物語っているように思えます。


それを無視する形で、好き勝手にやるのであれば、昨日も書いたように、
『進級・進学できなくなる』、その時まで待ってくれた学校・先生が、
ある日、突然、『ここまで待ってあげたのに、できなかったね、さようなら』と
言って、別れを切り出しても、仕方ないことだと思います。


ここまでのことを考えての、『真剣』『本気』を持って、危機感を持ちながらも、
じゃあどうするか、どうしていくかを、楽観的にではなく、『建設的に』考えることを
オススメします。


楽観的に考えれば、ほとんどの場合、その土台が脆いです。


おそらく、『(なんとなく)頑張る』『(どうせ)大丈夫』という根性論・理想論で、
塗り固めることになるでしょう。


成績が『記録』されていく、その成績を取れる『回数』が決まっている、限定されている、
そして、その『成績』で進級・進学が決まる私立校・中高一貫校では、
それでは、対応・対処できなくなります。


建設的に、そして具体的に、いつまでに、どの程度、何をどうするのか、
さらにできなかった場合はどうするのかを考えてなければ、
進級・進学は常に危うい状態・状況となります。


この一学期に油断することなく、テストの点数は取れていなくとも
『成績』を取れているのであれば、問題はありませんが、
取れていない、つまり面談となって呼び出された方は、この一学期の最後に、
考えておかないと、夏休みを経てからの二学期は、散々な結果となります。


この一学期、面談に呼び出されるということは、こういう可能性、未来・将来も
示唆されていると感じ取っておくことをオススメします。



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