演芸見ブんログ

寄席・野球観戦等に行った備忘録を残しています

08/06/22 浅草演芸ホール下席前半・昼の部

2008-06-22 | 芸協定席見ブんログ
この前半の芝居は講談が入っていないので、正直言って「どうしようかなぁ…」と思いながらも浅草に向かいました。
(本来ならきらりさんがサラ口に入っていますが、日曜はラジオ出演のためお休みなんですぅ…)

幕が開き高座を見ると“釈台”が置かれているではありませんか!
「おっ、蘭さんか?」と思ったら、“めくり”が出ていない!
「まさか、まさか・・・松之丞さん???」
と思う間もなく登場したのは・・・

神田松之丞…『寛永宮本武蔵伝 闇討ち』
※「突然、『高座に出ろ!』と言われまして…。この着物も借り物の初高座です」

いや、本当にビックリしましたが、大柄な松之丞さんですから、おそらく鯉八さんの着物でも借りたのでしょう。
それ以上にビックリしたのが堂々とした高座姿。
以前、本牧亭で見た時は釈台に本を置いての修羅場読みだったのですが、今日は本も無しにいきなりの『宮本武蔵伝』。
しかも声が大きく、メリハリも効いている。人物の演じ分けも見事で、講談に必要な、『メリ・ハリ・ツッコミ・謡い調子』を兼ね備えているんじゃないでしょうか?(ちょっと褒めすぎ!?

三遊亭小笑…『転失気』
※以前の“脱力系”は影を潜め、うまくまとめていました。

瀧川鯉之助…『強情灸』
(昼席より変更・神田きらり休演)
※熱いのを我慢しているうちに顔が真っ赤!熱演でした

Wモアモア…「会津磐梯山」
(コントD51順序変更)
※福島からの団体2組30名を味方に、けん先生が大張り切りでした

三笑亭夢花…「ケチの小噺」
(桂文月休演)
※小噺で終わってしまったのは残念・・・

三遊亭金遊…『開帳の雪隠』
(昼席より変更・桂平治順序変更)
※私の好きな紫ではなく茶の単?(絽?…着物の名前はワカラン???)
回向院の見世物小屋のマクラだったので「蝦蟇の油」かと思ったら・・・。

松旭斎小天華…「奇術」

柳亭楽輔…「漫談」

三遊亭圓遊…『身投げ屋』
※初めて聴いた噺です。

ぴろき…「ギタレレ漫談」
※「ダイエット~計算間違い~彼女の家~妹~バス停~満員電車~新幹線~優先席~炊飯器~ATM~缶コーヒー~悪徳商法~来月からセレブ」
どうしちゃったの?と思うくらい、ドッカンドッカンバカウケ!

三笑亭笑三…『異母兄妹』

三遊亭右京…『宙返り』
(橘ノ圓休演・三笑亭可楽順序変更)
※何が言いたいのかワカラン

やなぎ南玉…「江戸曲独楽」
(春風亭美由紀昼夜交代)
※小指の秘密を聞けました

三笑亭可楽…『ちりとてちん』
(三遊亭右京順序変更)
※「ワケわかんない落語が多いから、今日はちゃんとした落語をやりますよ」

《お仲入り》

桂平治…『女給の文』
(春風亭柳之助休演・三遊亭遊之介昼夜交代)
※可楽師匠の『ちりとてちん』から、TVの『ちりとてちん』の内弟子同士が結婚した話。
「同じ内弟子でも貫地谷しほりさんと右團治さんでは・・・(以下自主規制)」

コントD51…「アリとキリギリス」
(鏡味八千代・初音休演/Wモアモア順序変更)

三遊亭遊三…『パピプペポ』

古今亭寿輔…『地獄巡り(後)』

北見マキ…「奇術」

三遊亭栄馬…『井戸の茶碗』
※なんか日曜の主任高座って、『井戸茶』の確率が高いような気が・・・