演芸見ブんログ

寄席・野球観戦等に行った備忘録を残しています

08/06/27 浅草演芸ホール下席後半・夜の部(途中入場)

2008-06-27 | 芸協定席見ブんログ
ハプニングというか、「こんなこともあるんだなぁ…」ということを実感しました。
これだから寄席通いはやめられない!
今回は趣向を変えて、ドキュメンタリーでお送りします。
まずは、浅草演芸ホールのHPによる【本日の出演者】から。

昔昔亭桃太郎
《お仲入り》
三遊亭遊史郎(三遊亭圓馬休演)
ぴろき(北見伸&スティファニー休演)
三遊亭笑遊
桂歌春
宮田陽・昇(松乃家扇鶴休演)
柳亭楽輔(三笑亭夢丸休演)
ボンボンブラザース
三遊亭圓雀


===途中入場===

入口で愛想の良いモギリのお兄さんから「かなり混んでますよ」と言われ、チラッと扉を開けるとマグナムさんの「暴れん坊将軍」が聞こえてきました。
一旦ロビーに出て、再入場。さすがに月末の金曜日だけあって1階席は立ち見まで出ています。

昔昔亭桃太郎…『魚根問』
桃太郎師匠が登場するや否や席を立つおばあちゃん。最前列に座り、後方で立ち見をしている旦那を手招きするおばさん。
桃太郎師匠もなかなか落ち着きません。
落語に入ったと思ったら、さっき席を立ったおばあちゃんが戻って来ました。
桃太郎師匠の一言、『ちゃんと拭いてきた?』

《お仲入り》
1階席が空きそうもないので2階席へ。こちらもほぼ満席。

三遊亭遊史郎…『真田小僧』
(三遊亭圓馬休演)

ぴろき…「ギタレレ漫談」
(北見伸&スティファニー休演)
2階席は1階に比べて「笑いの空気」が薄いんです。
ぴろき氏のギャグに、顔は笑っているんだけど声に出さない。
こりゃダメだと思い、再び1階席へ。

三遊亭笑遊…「漫談」
高座に登場するや座布団を通り越してしまった笑遊師匠。
おかみさんの話で場内を盛り上げました。

桂歌春…『長命』
久しぶりに『笑遊⇒歌春』ラインを楽しめました。
「落語の登場人物はバカばっかり。やってる落語家もバカばっかり。今の笑遊なんて、バカの代表ですから・・・」
これが聞きたいがために来たようなもんですから、もう大満足!
しかも歌春師匠の『長命』まで聴けるなんて・・・

ここでかかってきた出囃子が『元禄花見踊り』
「あれっ!?お囃子さん間違ってるよ!」と思う間もなく登場したのは夢丸師匠。
「おやっ!?落語が3本続いた」
三笑亭夢丸…「柳家三亀松の想い出」
「ちょいと順番がガチャガチャして申し訳ありません」と断って、短く「三亀松の初席の出来事」で笑わせました。

続いて、本来「膝代わり」であるボンボン先生。しかも繁二郎先生が一人で“Vサイン”を出しながら登場!
ボンボンブラザース…「太神楽曲芸」
(宮田陽・昇順序変更)
先生は“輪”をやった後、ゴルフボールのセットを持ちました。
「あれっ?ボールは・・・???」と思ったら、鯉八さんが浴衣姿で現れ、袂からゴルフボールを出して先生に。
ボール4つをワンバウンドさせてグラスに入れるのを失敗した先生は、自ら頭を出して鯉八さんに叩かせました。
勇二郎先生よりきつく叩いていましたよ
結局、鯉八さんが代演を務めた形で、鼻テープで高座を下りて行きました

「砧」がかかって楽輔師匠が高座へ。
柳亭楽輔…「漫談」
自らスペシャルゲストです』

宮田陽・昇…「47都道府県」
(ボンボンブラザース順序変更・松乃家扇鶴休演)
結局、1人となってしまったボンボン先生が先に出て、陽・昇さんが「膝代わり」という形になりましたが、お客さんの中に熱狂的な女性ファンがいて、「都道府県」が始まったら『待ってました!』の声を掛けていました

三遊亭圓雀…『紙入れ』
主任の時はいつもと違う噺をかけるかと期待していたんですが・・・


本来なら後半は8組の所、今夜は9組!
なんか“ドカチャカ”した感じでしたが、それぞれ持ち味を生かした高座が続き、満員のお客さんも満足そうでした
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする