笑福亭羽光…『桃太郎』
桂ち太郎…『動物園』
三笑亭夢吉…『強情灸』
春風亭柳之助…『青菜』
柳亭楽輔…『粗忽長屋』
三遊亭小遊三…『代り目(酔っ払い)』
《お仲入り》
【寿 新真打披露口上】
(柳之助・ひまわり・小遊三・楽輔)
江戸家まねき猫…「通信販売調 ものまねショッピング」
神田改め
日向ひまわり…『加藤孫六 出世馬喰』
日本橋亭の定席は開場が5時なんですが、私が5時ちょっと前に到着した時には既に10名ほどのお客さんが列を作っていました。
予定開演時刻より5分早く羽光さんが登場。
なぜか日本橋亭や広小路亭では、最初に出る演者さんは“開口一番”なんですよね。なんでだろう~?確かに開口一番には変わりありませんが…!?
「昨日(遊馬師匠の披露目)もいらした方、いてはりますか?・・・いらっしゃらないようなので、昨日と同じ噺を・・・」
羽光さんの『桃太郎』はゆったりとした運びで、場内からもかなり笑いが起こってました!
続いて「前座の上がり1」が流れて来ましたが、ち太郎さんが羽光さんと太鼓を交代して登場。
お父さんの門弟であるひまわり先生の晴れ舞台を盛り上げるかのように、楽しい『動物園』を聴かせてくれました
夢吉さんはいつものようににこやかに高座へ。
「落語は江戸っ子の噺が多いのに、今日の(講談師・落語家の)出演者で本当に東京生まれなのはち太郎さんだけ!」と言って笑わせます。
江戸っ子2人組が熱い湯に我慢して入る小噺から『強情灸』へ。
粋がったり、笑ったり、泣いたり、怒ったり・・・と、夢吉さんの表現力の豊かさを実感できる一席でした
ひまわり先生とは「三匹の小舞台」での“盟友”でもある柳之助師匠。
この季節というか、今日のような「梅雨の晴れ間」にピッタリな噺を小気味良く聴かせて下さいました。
ハナから眼鏡を外して来た楽輔師匠。
おなじみのマクラは爆笑の連続でしたが、その勢いは『粗忽長屋』に入っても衰えることはありませんでした。
弟子の遊馬師匠の披露目に続いて連日の出演となる小遊三師匠は、「オレオレ詐欺」「噺家の一日」のマクラから酔っ払いの話につなぎ、『代り目』に入りました。
遊三師匠の『代り目(酔っ払い)』は何度も聴いていますが、小遊三師匠では初めて。
遊三師匠ほどの亭主関白ではなく、かと言ってカミサンの尻に敷かれている訳でもなく、小遊三師匠らしい軽妙な一席でお仲入りとなりました。
「口上」では司会の自称・(ひまわり先生の)“ゼネラルマネージャー”である(?)柳之助師匠が、ひまわり先生の頭を上げるのを忘れて思い出話を紹介。
4年間の前座のうち、2年間一緒に修業をした2年後輩のひまわり先生や遊馬師匠との「三匹の小舞台」結成秘話を聞かせて下さいました。
続いて自ら「便所でお尻を拭く会長」と言う小遊三師匠が、ようやくひまわり先生の顔を客席にお目通り。
さらに痴楽師匠の弟弟子である楽輔師匠が、挨拶と手締めの音頭を取り口上は賑々しくお開きとなりました。
ひまわり先生と同じく「痴楽門下」のまねき猫先生。
楽しい動物ものまねで場内を暖め、ひまわり先生にバトンタッチです
満員の客席から大きな拍手で迎えられたひまわり先生
痴楽師匠と小遊三師匠が同期で、自分と遊馬師匠も同期という不思議な縁。
ちなみに寿輔師匠も痴楽・小遊三師匠と同期で、六代目今輔師匠もひまわり先生・遊馬師匠と同期というのは“奇縁”と言う他にないですね!
今日の読み物は6月5日の宝井琴調の会でも聴いた『出世馬喰』で、加藤孫六が馬喰になる所から、木下藤吉郎の家来になるまでの物語を一気に35分!!
自らの披露目をおめでたい読み物で締めくくり、盛況のうちにお開きとなりました!
桂ち太郎…『動物園』
三笑亭夢吉…『強情灸』
春風亭柳之助…『青菜』
柳亭楽輔…『粗忽長屋』
三遊亭小遊三…『代り目(酔っ払い)』
《お仲入り》
【寿 新真打披露口上】
(柳之助・ひまわり・小遊三・楽輔)
江戸家まねき猫…「通信販売調 ものまねショッピング」
神田改め
日向ひまわり…『加藤孫六 出世馬喰』
日本橋亭の定席は開場が5時なんですが、私が5時ちょっと前に到着した時には既に10名ほどのお客さんが列を作っていました。
予定開演時刻より5分早く羽光さんが登場。
なぜか日本橋亭や広小路亭では、最初に出る演者さんは“開口一番”なんですよね。なんでだろう~?確かに開口一番には変わりありませんが…!?
「昨日(遊馬師匠の披露目)もいらした方、いてはりますか?・・・いらっしゃらないようなので、昨日と同じ噺を・・・」
羽光さんの『桃太郎』はゆったりとした運びで、場内からもかなり笑いが起こってました!
続いて「前座の上がり1」が流れて来ましたが、ち太郎さんが羽光さんと太鼓を交代して登場。
お父さんの門弟であるひまわり先生の晴れ舞台を盛り上げるかのように、楽しい『動物園』を聴かせてくれました
夢吉さんはいつものようににこやかに高座へ。
「落語は江戸っ子の噺が多いのに、今日の(講談師・落語家の)出演者で本当に東京生まれなのはち太郎さんだけ!」と言って笑わせます。
江戸っ子2人組が熱い湯に我慢して入る小噺から『強情灸』へ。
粋がったり、笑ったり、泣いたり、怒ったり・・・と、夢吉さんの表現力の豊かさを実感できる一席でした
ひまわり先生とは「三匹の小舞台」での“盟友”でもある柳之助師匠。
この季節というか、今日のような「梅雨の晴れ間」にピッタリな噺を小気味良く聴かせて下さいました。
ハナから眼鏡を外して来た楽輔師匠。
おなじみのマクラは爆笑の連続でしたが、その勢いは『粗忽長屋』に入っても衰えることはありませんでした。
弟子の遊馬師匠の披露目に続いて連日の出演となる小遊三師匠は、「オレオレ詐欺」「噺家の一日」のマクラから酔っ払いの話につなぎ、『代り目』に入りました。
遊三師匠の『代り目(酔っ払い)』は何度も聴いていますが、小遊三師匠では初めて。
遊三師匠ほどの亭主関白ではなく、かと言ってカミサンの尻に敷かれている訳でもなく、小遊三師匠らしい軽妙な一席でお仲入りとなりました。
「口上」では司会の自称・(ひまわり先生の)“ゼネラルマネージャー”である(?)柳之助師匠が、ひまわり先生の頭を上げるのを忘れて思い出話を紹介。
4年間の前座のうち、2年間一緒に修業をした2年後輩のひまわり先生や遊馬師匠との「三匹の小舞台」結成秘話を聞かせて下さいました。
続いて自ら「便所でお尻を拭く会長」と言う小遊三師匠が、ようやくひまわり先生の顔を客席にお目通り。
さらに痴楽師匠の弟弟子である楽輔師匠が、挨拶と手締めの音頭を取り口上は賑々しくお開きとなりました。
ひまわり先生と同じく「痴楽門下」のまねき猫先生。
楽しい動物ものまねで場内を暖め、ひまわり先生にバトンタッチです
満員の客席から大きな拍手で迎えられたひまわり先生
痴楽師匠と小遊三師匠が同期で、自分と遊馬師匠も同期という不思議な縁。
ちなみに寿輔師匠も痴楽・小遊三師匠と同期で、六代目今輔師匠もひまわり先生・遊馬師匠と同期というのは“奇縁”と言う他にないですね!
今日の読み物は6月5日の宝井琴調の会でも聴いた『出世馬喰』で、加藤孫六が馬喰になる所から、木下藤吉郎の家来になるまでの物語を一気に35分!!
自らの披露目をおめでたい読み物で締めくくり、盛況のうちにお開きとなりました!