演芸見ブんログ

寄席・野球観戦等に行った備忘録を残しています

10/02/21 本牧亭前座勉強会

2010-02-21 | 講談協会
一龍斎貞鏡…『二宮尊徳伝』

一龍斎貞弥…『小牧山合戦 -大天竜の渡し-』

神田すず…『塙団右衛門 -怪物退治-』

宝井琴柑…『葛飾区の民話 -お花茶屋の由来-』

《お仲入り》

真打ゲスト
一龍斎貞心…『亀甲縞大売出し』


貞鏡さん
初めて聴く『二宮尊徳(金次郎)』の物語。
今回もネタ下ろしだったのでしょうか?
途中で筋を忘れたり、内容に関連する別の事柄を挟んだため元に戻れないという・・・。
何とか思い出して最後までつなげましたが、まぁ、これは『前座勉強会』なので多少は「仕方ないな」で許される部分もあると思います。
が、他の師匠・先生方の会では“致命傷”になりかねません。
今日のことを糧にして、さらなる稽古を積み重ねて欲しいものです。

貞弥さん
徳川家康の家臣で臆病者の平松金次郎が隣国の侍に下男を切られた。しかし金次郎は逃げてしまう。仲間は金次郎を切ってしまおうするが家康がこれを止める。
家康の慈悲にもかかわらず依然臆病風が治らない金次郎が、一念発起して小牧・長久手の戦いで一番槍の手柄を上げる・・・という内容。
なかなか聴き応えのある読み物でした。

すずさん
福島正則の碁の相手をする人物が、「小川→鈴木→岡田→早川」って、オリックスか!?
こちらも楽しい一席でした!

琴柑さん
八代将軍になる前の吉宗が鷹狩りをしていた時に腹痛を起こし、看病してくれた茶屋の娘の名前を取って『お花茶屋』という地名になったという話。
内容の中に「茶屋」「お花」「曳舟川」「白鳥沼」という単語が出てきたので、興味深く楽しく聴けました!

貞心先生
昨年の「一龍斎一門会」でも聴いた『亀甲縞売り出し』の一席。
貞心先生は芝居場面を楽しそうに演じていらしゃいました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする