演芸見ブんログ

寄席・野球観戦等に行った備忘録を残しています

10/02/17 池袋演芸場中席・夜の部(途中入場)

2010-02-17 | 芸協定席見ブんログ
===途中入場===

桂歌蔵…『浮世床』

北見伸&スティファニー…「北見伸・HIROMI

神田松鯉…『赤穂義士外伝 天野屋利兵衛 -雪江茶入れ-』

桂南なん…『きゃいのう』
昔昔亭桃太郎休演)

《お仲入り》

新山真理…「漫談(座り)/梅は咲いたか(踊り)」

春風亭昇乃進…『幽霊タクシー』
春風亭鯉枝休演)

三遊亭笑遊…『悋気の独楽』

新山ひでや・やすこ…「夫婦川柳」

桂歌春…『八五郎出世』


歌春師匠が主任のこの芝居。
脇を固める松鯉・笑遊・鯉枝・真理といった師匠、先生方も魅力で、可能であれば毎日でも行きたいところですが、ある事情で、ある事情(でだぞ…)行けるのは今日のみ。
ところがまた今日も終業間際に躓いてしまい、完全な出遅れ・・・
事前に確認したら鯉枝師匠が休演とのことなので逡巡しましたが、南なん師匠の“仲入り”という出番が気になり池袋へ

着くと既に歌蔵師匠が高座に上がられていたのでロビーでモニターを見ていたら、『浮世床』のフルバージョンでした。

先生&HIROMIさん
先生の「超能力マジック」、HIROMIさんの「ロープマジック」、再び先生の「お土産マジック」の10分高座。
もう少し見たかったな

松鯉先生
今まで幾度となく聴いてきた「赤穂義士伝」で、あまり聴くくチャンスがない『雪江茶入れ』
2007年9月に阿久鯉先生で聴いて以来の読み物ですが、松鯉先生では初めて!
これを聴いただけでも来た甲斐がありましたぜ!!!

南なん師匠
「“仲入り”の出番なので、何か珍しい噺が聴けるかも!?」という予感が的中!
『きゃいのう』は演目こそ知っていましたが、高座はおろかTVやラジオ、CD等でも聴いたことがない、正真正銘初めて聴く噺。
ここまでで入場料2000円(桂歌春ご贔屓割引)の元を取った気持ちです!

真理さん
今年の真理さん。
少ないながら適度に“ひとり男性客”が散らばった客席を前に、春が待ち遠しい『梅は咲いたか』を披露しました

昇乃進師匠
鯉枝師匠の休演はつくづく残念・・・
って、それだけかい!

笑遊師匠
マクラもそこそこに「おヤキモチのお噂」。
あまり笑遊師匠の“食べる仕草”というのを見たことがないだけに、定吉が饅頭を食べる場面は新鮮!
さらに師匠自ら「気持ち悪い?」と聞くお妾さんの仕草に場内爆笑!!
楽しい一席でした

ひでや・やすこ先生
このお2人の漫才で涙を流すほど笑ったのは初めて!
通常の“めおと漫才”は旦那さんがボケて、奥さんがしっかりしているパターンが多いと思いますが、このお2人は奥さんも・・・

歌春師匠
珍しく“黒紋付”での高座
昨年の2中池袋以来の『八五郎出世』。
本当は歌春師匠では未だ聴いたことがない『抜け雀』を聴きたかったのですが、この『八五郎出世』は好きな噺の」一つ。
八五郎の、大家・三太夫・赤井御門守に対する奔放さ、お鶴に対する優しさをじっくり味わえた高座でした


“珍しい噺”に“楽しい噺”と、短い時間ながら濃い内容に大満足!
やっぱり池袋は侮れませんな
残り3日間行けないのがつくづく残念・・・

※見かけた前座さん・・・風子さん、さん
コメント
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