演芸見ブんログ

寄席・野球観戦等に行った備忘録を残しています

10/02/08 第26回 呑兵衛寄席(駒込・酒処『呑兵衛』)

2010-02-08 | 講談会・落語会
宝井琴柑…『坂本龍馬とおりょう』

三遊亭楽生…『蛙茶番』

《お仲入り》

三遊亭鳳志…『二番煎じ』


駒込は一時期住んでいたことがある想い出深い場所。
会場に行く前に、駒込駅周辺をブラブラしていたら楽生師匠とバッタリ!
楽生師匠『アレ?今日は・・・?』
アタシ 「もちろん“呑兵衛寄席”へ」
楽生師匠『でも、貞鏡さん来てませんよ。・・・あっ、琴柑さん!・・・って、オレじゃないのかよ!!
と、“1人ノリツッコミ”しながら今日の演目をさらいに何処かへ行っちゃいました

会場の「呑兵衛」さんのていきょう日・・・じゃなくて、定休日に行われている会だそうで、2階の広間に高座を設え定刻7時に開演。

琴柑さん
やっぱりちょっと声がかすれています。
昨日の勉強会でかなり声を使った上に、その後は琴星先生の会に参加して2席読んだそうで(琴柑さんのブログより)。
通常は三笑亭可女次さんがレギュラーだそうですが、今回はお休みで琴柑さんが“ピンチヒッター”。
ところが1年ぶりに出演の会で「待ってました!」の声がオジサン連中のあちらこちらから!
講談の説明から始まって、今日の「伯圓忌」の話題から琴星先生作の『坂本龍馬とおりょう』をタップリ。
大汗を拭き吹きの高座の最後は『この続きはNHK大河ドラマをご覧下さい』

楽生師匠
拍手で高座に迎えられましたが、
琴柑より盛り上がらないのはどういうことですか!?」
時の流れは早いという話題から、「政権交代」「事業仕分け」「小沢・鳩山問題」と矢継ぎ早に繰り出すマクラに客席大笑い!
本当に楽生師匠のマクラって面白いですねぇ
今回の『蛙茶番』は役決めから「天竺徳兵衛 忍術譲り場」の説明を経て・・・。
笑いました!面白かった!
客席に若い女性もいて「どうかな?」と思いましたが、かなりウケてました!!!

鳳志師匠
鳳志師匠の落語を聴くのは二ッ目時代の、昨年1月の大森寄席以来。
冬場の火事のマクラからすんなりと『二番煎じ』に入りましたが、相変わらず楽しくキッチリした高座。
ただ、番小屋で酒を飲む場面で“ハウリング”のような音を出したり、猪(しし)鍋を食べる場面で“クチャクチャ”音を立てるのは、どうもアタシには合わなくて・・・
飲んでいる、食べているという表現を表したいのであれば、もう少し綺麗な表し方をして欲しいと感じてしまいました

終演後はお店の1階で、参加したほぼ全員が顔を揃えた打上げ
オジサンたちの“ダジャレ”や“オヤジギャグ”にやや閉口気味だったものの、全員の自己紹介や楽しい話で盛り上がりました!

ブレちまった集合写真

手前から楽生師匠・琴柑さん・鳳志師匠