”ワイン”の微笑(ほほえみ)

A Smile of Wine/ Sorriso di Vino/ Un Sourire de Vin

MATTES SABRAN(マット サブラン)

2023年01月22日 11時04分03秒 | フランスワインFRANCE

フランス  ラングドック・ルーション  サブラン

南仏サブラン農園。絶妙なシラーの仕上げ方は、高級感あふれるコクのある力強い赤を生み出します。そして小樽の熟成を経たシャルドネはふくよかで芳醇な味わいを醸し出します。

 

スペインとの国境に近い南フランス、ラングドック ルーション地方オード県のコルビエールに18世紀から存続するワイナリー、マット サブラン。その歴史は1733年のサブラン侯爵がこの地を所有したことから始まり、現在もその末裔アリエット氏が72haの自社畑でブドウを育てています。畑のブドウ品種の内訳は、「シラーの名手」として定評のあるサブラン農園らしく、やはりシラーが最も多い18ha、その次がグルナッシュ14haとなっています。フランスに長年生活していた日本人に紹介を受け、始めて輸入したのは、2011年(2008年モノが主流)でシュヴレーズ、クロ ルドン、シャルドネ、ヴィオニエ、現在は生産されていないクロ・ドゥ・ムーランの5銘柄でした。

<えん新HPより>

 

 


NARBONNAIS(ナルボネ)

2023年01月21日 11時01分59秒 | フランスワインFRANCE

フランス ラングドック・ルーション  ナルボネ

南フランス、ラングドック ルーション、ナルボンヌで生まれるCHIBET(シベ)。安定した味わいの白(シャルドネ/コロンバール)と赤(メルロ)。大定番銘柄です。

 

 

ローマ帝国の属州(NARBONNE)ナルボンヌ。古代ローマで大人気のワインとなり小麦畑がブドウ畑になってしまうことを恐れたドミティアヌス帝が「ガリアからブドウの木を引き抜け!」と命令した、南フランス、ラングドック ルーション地方のナルボンヌ。現在、330のブドウ栽培農家が集まり地場品種を中心にCHIBET(シベ)シリーズを展開する農業協同組合がLES VIGNERONS DU NARBONNAIS、ナルボネ(1935年設立)です。始めて輸入したのは、2009年(2008年モノ)でシャルドネ、メルロ、カベルネの3銘柄でした。シベを輸入する8年前からラングドック ルーションのワインを扱っていました。薔薇のマークの通称ローズなど大人気銘柄が存在しましたが徐々に生産スタイルを変更するようになり、新たな、直輸入フランスワインの中心になる銘柄を探し求めていた時に巡り合ったのがシベ(最初はチベットと呼んでいました)でした。

<えん新HPより>

 

 


VENOSA(ヴェノーザ)

2023年01月20日 11時56分32秒 | イタリアワインITALIA

イタリア バジリカータ ヴェノーザ

 

南イタリア、バジリカータの休火山モンテ・ヴルトゥレの独特の土壌と、強固な農業組合のスタッフが生み出すヴェノーザのワインは、赤も白も甘口の泡も、濃密なコクがあります。 (南イタリア バジリカータ州)

 

 

CANTINA di VENOSA(カンティーナ ディ ヴェノーザ)は、1957年に27人の有志によって設立され、現在約900haの面積を持つ500人のメンバー(ブドウ農家)で構成される、バジリカータ州の州都があるポテンツァ県ヴェノーザの農業共同体的ワイナリーです。地域的には完全な内陸、旧火山の麓、アリアニコ種の名産地と言えます。標高450mから600mに位置するブドウ畑は昼と夜の寒暖差が大きく、独特の香りを醸し出しています。メンバーを構成する組合員の数は毎年多くなり自ずと作付面積も拡大していますが、全てはモンテ・ヴルトゥレ (Monte Vulture)。モンテ ヴルトルとは、イタリア バジリカータ州ポテンツァ県北部に位置する休火山であり、この土壌が個性的なヴェノーザのワインを創り上げています。

 

 

 

 

 

 


CIOCCO(チョッコ)

2023年01月19日 11時52分44秒 | イタリアワインITALIA

イタリア ウンブリア  チョッコ

ウンブリア州のワインの銘醸地「モンテファルコ」にあるコッレ チョッコ農園。スパッケッティ一族は、昔ながらの製法で、長期熟成に耐える力強い白と赤を創り上げています。 (中部イタリア ウンブリア州)

 

 

ウンブリア州ペルージャ県モンテファルコのスパッケッティ社。そのワイナリー名・ブランド名がコッレ・チョッコ。農園がある丘(コッレ)の名前。ワイナリーは、Settimio Spacchetti(セッティモ スパッケッテイ)氏によって1935年に設立され、現在は息子のLamberto(ランベルト)氏とEliseo(エリセオ)氏によって運営されています。22haの畑。8haのサグランティーノと他の黒ブドウ、4haの白ブドウと9haのオリーブ畑。平均標高海抜400m。「サグランティーノ」(ドライとパッシート)、「モンテファルコ・ロッソ」、「モンテファルコ グレケット」、「スポレート トレッビアーノ」全て自社農園ブドウでワインを生産しています。今回輸入はしませんでしたが、上質なオイルも生産しています。オリーブは300


GRIMALDI(グリマルディ)

2023年01月18日 11時48分18秒 | イタリアワインITALIA

イタリア ピエモンテ グリマルディ

 

初代はブドウを市場で売り、2代目がワイナリーを造り、3代目がバルバレスコに畑を持ち、4代目が国外に販路を拡大。

4代で育んできた世界遺産ランゲのグリマルディのワインです。(北イタリア ピエモンテ州)

4代に渡るブドウ農家のグリマルディ家。現当主はルイジーノ氏(3代目)。お爺さんのジュゼッペ氏(初代)の時代は収穫したブドウ(ドルチェット)をアルバの市場に持っていきワイナリーに販売していました。父親のカルロ氏(2代目)の代で初めてグリマルディの名前でボトリング。念願のワイナリー(醸造所・蔵)の設立は1967年、今もその場所(DOCGのドルチェット ディ ディアーノ アルバ)にワイナリーがあります。1970年代~80年代にバローロ(ラ モッラ)に畑を購入し2000年代に入り現当主の時代になってトレイゾのバルバレスコ(ネッビオーロ)の畑を購入。前後してロエロやドルチェット、バルベーラに自社畑を広げています。2013年に4代目のエリアス氏が加わり、世界中に自家農園ブランドであるグリマルディを広めるよに積極的な活動が始まりました。今回輸入していませんがドルチェットのみステンレスとコンクリートのタンク仕上げ、ネッビオーロやバルバレスコやバローロは伝統的なスロヴェニア産の大きな木樽仕上げています。